人との関係を丁寧に築く~全国高校サッカー選手権の前橋育英高校優勝から思うこと

前橋育英高校全国高校サッカー選手権準決勝

年末年始のお休みの間、毎度のことですがサッカー観戦を楽しんでおりました。
特に面白かったのが、全国高校サッカー選手権大会。

地元群馬の前橋育英高校の初戦、準決勝を現地観戦してきました。

決勝の日は既に神戸に戻ってきていたので見に行けませんでしたが、もちろんテレビ中継は見ました。
応援していただけあって、優勝はとても嬉しかったです。

圧倒的な強さだった

前橋育英高校2回戦

息子がサッカーに興味を持ち始めてからJリーグを見るようになり、今では私がヴィッセル神戸のサポーターになってしまいました。
そんなに詳しくないとはいえ、日常にサッカーがある暮らしをしているので、どんなチームが強いか、くらいは分かります。
そして、思春期男子たち(息子の友達を含む)ともサッカーの会話だけはきちんとできます(笑)

この冬の全国大会の育英高校は、圧倒的な強さでした。

そして強さの理由もよく分かりました。

「自分のプレーは皆のためにあること」そして、「約束事が明確であること」。

約束事を明確にできる関係

サッカーって点を取らなければ勝てないし、点を取られなければ負けないんですよね。
そういうときに「自分がやらなければ」と自分を追い込む、というのはとても必要なんですけれども、それ以上に前橋育英高校の選手たちは「トライしている人に対して、自分が何をするか」を考えられるんだな、と感じました。

これって高校生くらいの生徒たちに理解させるのはとても難しいことだと思うのです。
高校生だから理解できない、のではなく、自我が強くて大人の意見や周りの意見をまっすぐ受け止めることが難しいのではないかと。

具体的にどんなプレーだったかと言いますと、エースがゴール前までボールを運んだら自分でシュートする、という場面でも、自分よりゴールの可能性のある選手が見えたらパスをする。
守備にしても、だれかが守りに行くときにそのカバーがいる。

特に高校生くらいだと、自分が、自分がと前のめりになるプレーが多くなりがちなので、これはすごいな、と感心しておりました。
あまりにも約束事が明確で、落ち着いていて。

これって、絶対に信頼できる「何か」があるから、なのだろうな、と思ったのです。

校長であっても一人一人の生徒と向き合う監督の存在

前橋育英高校準決勝埼玉スタジアム
実は去年の夏、息子が前橋育英高校のサッカー部練習参加させてもらいました。
事前申し込みはなく、自由参加。
サッカーが強い高校はスカウトとセレクションが中心だと思っていたので、自由参加であるのなら帰省時に練習参加したい、と息子が言い出しました。
施設の充実で有名だったので、経験するだけでも良いのではと思い送り出しました。
(私は一緒に行かなかったので!)

練習参加って言うから何するのかなと思ったら、普通にゲーム形式でセレクションかと思ったよ、という息子。
もちろん参加している子は全国のクラブチームジュニアユースの選手が多く、よくその中で参加する勇気あったよね、と思うのですが。
その中で息子が一番驚いたというのは、監督との面談だったそうです。

現前橋育英高校の校長でもある、山田監督。
短時間ではあるけれど、ひとりひとりと面談したそうです。

優勝した選手たちも、監督がひとりひとりしっかり向き合ってきていたと聞きます。
そうでなければ、あのように落ち着いた気持ちで、ルールをしっかり守ることなんてできないんじゃないか、ってすごく思ったのです。

人との関係を丁寧に築くこと

思春期の子どもたちのこそだてをしていて、彼らが一番抵抗を感じているのが「理由に納得のできないことをさせられる」ことのようです。
「決まりだから約束を守らなければいけない」「守れない人は罰則」というように、大人に言われたことをやらないといけないという理由が分からないのだそうです。

素直に言われたとおりにやっておけば楽に生活できるのに、と私は思うのですが(笑)
意思が明確な子を持つことは喜びでもありますが、いばらの道を共に歩く苦痛もあります。

でも「約束事をきちんと守ったプレーができる」前橋育英高校の選手は、やらされている、という感じがなかったのです。
これがとても清々しかったのです。

きっと、彼らが「約束事」を自分事として受け止められるように、自分で考えることを促し、しっかり向き合ってくれる指導者に守られているのだなと感じました。

これって、家づくりも同じだなと思うのです。
基本的にクライアントには「自分でどんな暮らしがしたいか」を考えてもらいます。
そうでないと、その家で暮らし始めたときに違和感を感じます。
「暮らし」を自分事にすることで、とても心地よく、家事や育児負担の少ない家になるんですよね。

高校生のサッカーの試合から、すごく「自分事にする」ことの重みを感じました。

おまけに~今年こそたどり着きたい天皇杯決勝。

そして、これはおまけ、と言いますか願望なのですが、今年こそ、たどり着きたい天皇杯決勝!!

元旦には天皇杯の決勝に行ってきました。
応援しているヴィッセル神戸は準決勝敗退したのですが・・・。
決勝に進出する気満々でチケットも確保しておりましたので、悔しいながらも決勝見に行ってきました。

(ということで、埼玉スタジアムには新年早々2回も行ってきました。
スタジアムまで運転してくれた姉のおかげです。ありがとうございます(笑))

2018天皇杯決勝

準決勝がとても惜しい敗戦だったので、今年こそはもう1ステップ上に上がりたいですね。
応援する立場は自分が頑張ることができないのでもどかしいですが、勝った時皆で喜ぶのは本当に至福の時間です。

この歳になってこんな趣味を持てるようになったのも息子のおかげですね!

Miyudesign

みゆう設計室代表・神戸の女性一級建築士。
母・主婦目線で家族の暮らしから住まいをデザインします。
ご飯が美味しくなった!と言われる家、家事負担を減らし、リラックス時間を楽しめる家の設計はお任せください。中学生兄妹、年子の母。
家族と家づくりとヴィッセル神戸が大好き。