家事ラク動線の家づくり

家事ラクな家
洗濯、掃除、お料理、片付け。家事が好き、という方は少ないかもしれません。
好きな方でも時間をかけるよりできるだけスムーズに家事をしたいという方が多いと思います。
「家事が楽になる」という住まいには、ちょっと面倒だなと感じる家事の負担を減らし、家事をする時間が好きになるような工夫があります。

家事をする時間が短くなると、ゆっくりする時間や子どもと関わる時間、趣味に使える時間が増えます。
家事をする空間が好きになると、家事自体も楽しくなります。
そのような家をつくると、家事負担が減るだけではなくて、家族皆が家事を楽しむようになりますよ。

家事ラク動線の家をつくる6つのポイント

  • 片付けやすい収納
  • 家事ラクな動線
  • 家事の仕方に合わせた家
  • 自分仕様のキッチン
  • 間取りの工夫
  • お掃除のしやすい家

片付けやすい収納

片付けやすい収納
住まいの悩みを伺うと、大半の方が「収納が上手にできない」、「収納する場所が無い」と言われます。
収納が上手にできない一番の理由は、収納すべき場所に収納するスペースが無いからです。

どれくらいの持ち物を持たれていて、どれくらい収納スペースが必要か。そして、どこに収納すると使いやすいか。対話の中から片づけやすい収納をデザインします。

頻繁に使う物は片付けやすく手に届きやすい場所に収納し、あまり使わないものは納戸やロフトなどに片づけると良いと思います。

家事ラクな動線

家事ラクな動線
家事の動作を理解していると動作を最小限にできる間取りや、物の配置を考えられます。

機能的な動線にするということは、作業をする場所と、リラックスして家族と集う場所とを分ける必要もあります。
リビングで部屋干しをしたり、リビングから洗濯物が丸見えの家がありますが、リラックス空間での居心地を損なってしまいます。

また、人によって家事の仕方は変わります。
家事ラク動線の一般解にこだわると収納が減ったり思ったより使いにくいこともあるので、自分の家事の仕方に合わせた家事ラク動線の家にすることが大事です。

家事の仕方に合わせた家

家事の仕方に合わせた家
家事の仕方はひとそれぞれ。

洗濯物の干し方、部屋干しが良いのか外干しが良いのか。
ベランダで干すのか、庭で干すのか。
洗濯用の洗剤は粉なのか、液体なのか。

その家事の仕方に合わせた家を作ることで、家事ラクな家が作れます。

お料理にしてもよく作る料理は何か。
それを知ることで収納スペースも変わってきます。

家事の仕方を客観的に見て、必要な空間と収納を考えてみましょう。

自分仕様のキッチン

自分仕様のキッチン
キッチンは、道具や材料の取り出し方、収納の仕方を工夫すると使いやすさが劇的に良くなります。
そして、住宅設計の中で重要度の高い場所でもあります。

そんなキッチンだからこそ、調理の仕方や片付け方、食器やお鍋などの大きさ、多さなどを把握して自分仕様のキッチンをつくりましょう。
メーカーのシステムキッチンでは余分なもの・不足するものが多いため、オリジナルのオーダーキッチンを作ることが多いのですが、暮らしにぴたっとフィットする場合は既製品でも問題ありません。

いかにフィットするか、ということを事前に把握することが大事です。

間取りの工夫

間取りの工夫
家族の距離感や過ごし方によって間取りは大きく変わります。

間取りへの「先入観」を持っていることはとても多いです。
リビングは面積の広さよりも、収納や、有効に使える「居心地の良い空間」を確保できる方がゆったりとした空間をつくれます。

まずは、自分たちが過ごす場所。そして、そこで何をしているか知っているとそれに対して必要なスペースが決まります。

間取りが良くなると家に無駄なスペースがなくなります。
家の隅から隅まで把握できる、家事ラクな間取りを目指しましょう。

お掃除のしやすい家

お掃除のしやすい家
お掃除をしやすい家とは、物を動かさずにお掃除ができる家。
床やカウンターの上に物がたくさんある家がありますが、お掃除をするときに手間が増えます。お掃除ロボットのルンバを使える家にしようと考えれば、床に物がない家ができると思います。
床やカウンターに置きがちなものを見直して、それらの定位置を作ってあげましょう。

お掃除をする上で手入れをしやすい建材を使うと良いのですが、メンテナンスフリーと言われるような素材が空間に合うかどうか考えて選びましょう。
タイルはお掃除が大変と思われがちですが、お気に入りのタイルを使っていれば掃除も楽しいはず。
掃除が楽なように建材を選ぶだけではなく、掃除をしたくなるような建材を選ぶのもひとつです。