女性建築士ブログ

この「女性建築士ブログ」は子育てをしながら主婦・母目線の家づくりをしている女性一級建築士みゆうのブログです。
新築住宅・リフォーム・リノベーションの設計や工事の「建築日記」、間取り迷子を助けるためにはじめた「間取り相談」、子育てと仕事を両立している女性建築士の考え事、趣味や子育てなどの日々の暮らし、外部活動(ボランティア)などについて書いています。

女性一級建築士みゆうについて

みゆう設計室について
みゆう設計室は神戸市東灘区にある一級建築士事務所です。2005年にみゆう設計室を立ち上げてから個人のお客さま向けに新築・リフォーム・リノベーションの設計を行い、さらに間取りやインテリアの悩みに対して200件以上のご相談を受けてきました。
自分自身が2人の子を育ててきた経験から、主婦・母目線で家族が笑顔になる住まいを設計しています。
このブログと女性一級建築士みゆうについて

子育てファミリーに寄り添った家づくりについて

みゆう設計室は、一級建築士である「母」が自らの経験を元に「家事育児負担を軽減させる家」「安心できる心地良い家」を設計しています。このブログでは家づくりの過程や、SNSで知った「間取り迷子」の悩みを改善するために始めた「間取り相談」について書いています。

建築・設計日記
設計方法とお仕事ツール
女性建築士の考え事
間取り相談
女性一級建築士「みゆう」です!
育児中って一番自分たちに合った家が必要な時期なのですが、忙しくてゆっくり家づくりのことを考えるのも大変ですよね。
そんな子育てファミリーに寄り添うために、私が導いてきた「子育てと仕事を両立してきた女性建築士の働き方」について紹介します。

みゆう

子育てと仕事を両立してきた女性建築士の働き方

子育てしながら女性が働くのが難しい社会。

だからこそ、働き方を「子育てしている女性だからできる」自分のペースに変え、その経験を元にして「悩める子育てファミリー」を助ける家をデザインしてきました。

みゆう設計室の集客はホームページからのお問合せが大半。
それは、私がお客さまの家族の暮らしに寄り添って家づくりをしてきたからであり、その家づくりに共感してくれた方が設計依頼をしてくれたからだと思っています。

ここでは、「クライアントに寄り添える設計者でいるために自分のペースで働く」という、母である女性建築士だからこそできた働き方について書きたいと思います。

フリーランス建築士からのスタート
子育てと仕事の両立
子育ての悩みが住まいの設計に活きる
女性建築士が設計する家
建築業界で働く女性は設計者も現場関係者も増えてはいますが、男性中心の社会であることは変わりありません。独身の頃は男性と同じように働く努力をしてきましたが、女性が子育てしながら働くのは難しい世界だなと感じていました。だからこそみつけた、私の働き方です。

みゆう

フリーランスママ建築士としてのスタート

我が家は子どもが生まれた時点で身内も友達も近くにおらず、今では「ワンオペ育児」と言われるような子育てをしていました。
同じように建築の道に進んだ友人たちの中では比較的早くに子どもを授かったため、仕事で活躍していく友人たちを見ては、社会から取り残された気持ちになったものです。

その後、幸いなことにご縁あって「設計図を外注でCADで描いてほしい」という依頼を頂き、17年前、自宅で育児をしながら在宅ワークで図面を描く仕事を始めました。

在宅ワークでは保育園に入れられない!?待機児童となることが独立開業に繋がる

在宅ワーク
仕事の実績もできたので、年子兄妹の妹が1歳になるタイミングで一時保育を使い始め、同時に保育園入園の申込をしました。

しかし保育園入園激戦区だったため待機児童に。
当時の神戸市内保育園の入園の条件で、居宅内の仕事はかなり順位が低かったのです。
もともと、子育て中で育児のサポートも無い状態で建築士事務所を構える勇気は無かったのですが、少しでも入園の優先順位を上げるために建築士事務所を構え開業届を出しました。

待機児童となったことは辛いことでしたが、仕事で独り立ちする勇気を得た機会だったのかもしれません。

みゆう

当時赤ちゃんだった子どもたちが寝ている間に仕事をしていました。昼寝をしてほしいために日中公園でたくさん遊ばせていたのですが、息子は特に体力がある子だったので、昼寝の寝かしつけで一緒に寝落ちすることも。

一級建築士へのステップアップ~子育て中だからできたチャレンジ

保育園

その後、季節外れで開園した保育園に二人同時に入園が決まり、電車で数駅離れていたので、自宅から保育園まで電車で通う(2往復する!)生活が始まりました。

保育園に入園が決まってから、大きなチャレンジをしました。
それは、独身の頃からなかなか受からなかった一級建築士の試験に本気で取り組むことでした。
子育てしながら勉強する(かつ仕事もする)のは確かに大変でしたが「何としても1年で合格したい」という気持ちが強かったので、資格学校に通いながら仕事と勉強と育児と家事と本気で頑張り、その1年で一級建築士の試験に合格しました。

みゆう

実技試験のために通っていた学校は終了時間が遅く、週に一度はお迎えが保育園で最後になることも。
保育園の先生方、資格学校の先生が配慮してくれ、何より子どもたちが応援してくれたおかげで一級建築士になれたと思っています。

育児と家事と両立するために、マイペースに働く

順調に子育てと仕事と両立をする流れができたように思えるかもしれませんが、実際は「子育てしているからできない!」と思うことばかりでした。

働いている私ができないと思っていたこと
  • 夜出かけること
  • 日曜日に外に出て仕事をすること
  • 子どもの発熱時に外に出て仕事をすること

当時はこれらができない=今までのように仕事ができない、と不安でした。
これを「できる」に変える方法はあります。
今はベビーシッターも病児保育など、子育てを支えてくれる施設や団体も増えましたが、
当時はそこまで育児の環境が整っていなかったので、私はこのような働き方を選びました。

私が選んだ働き方
  • 夜に出かけなければ行けない場に所属しない。
  • 自分とお客さまの都合で仕事をする。
  • 仕事のスケジュールを無理に詰め込まない。

子育てしながら好きなことを仕事にするために無理をしない

「子育てしているからできない」というマイナス要素は私の働き方の道筋になりました。
直接設計契約している建築主のお客さまを最優先するために、土日に打合せに入ってほしいという工務店・不動産会社さんからの下請けの仕事の依頼はお断りしてきました。

幸いなことに「子育て中の建築士だからできないこと」が原因で仕事が無くなったことはありません。むしろ「子育て中の建築士だから家のことを分かってもらえる」という依頼が増えたことは間違いありません。
仕事がひとつ終わる前に次の仕事の依頼がないこともあったので、不安になることは多々ありましたが、きちんと建築主に向き合う仕事をしていれば喜んで頂けるのも分かっていたので、少しずつ自分の仕事の仕方に自信を持ち始めました。

みゆう

たくさん仕事をすることよりも、クライアントに満足してもらえる納得の行く仕事をする。
ママ建築士だからできる提案と、ママだからこそ寄り添える安心感。

そんな私らしい設計の仕方を望んで依頼してくれるお客さまがずっといてくれていることに、本当に感謝しています。

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母だから自分で選択し責任を持ちフレキシブルに働く

子どもの安心

子育て中でも働きたい!子育て中だから働きたい!!
本来「育児中だからできない」ことを理由にママたちが自分のチャレンジを諦める必要は無いのかもしれません。子育てしながら働くペースを自分でみつけるのも良いものです。母だから臨機応変に対応できる能力があり、それもきっと仕事にも役立つ能力だと思います。

自分のペースをみつけて働くこと。
変化を受け止めて、頑なにならずに働くこと。
そのかわりに受けた仕事は最後まで責任をもってやり遂げることは必須ですね。

みゆう

ちなみに子どもたちも成長しましたので、今では夜に出かけることも日曜日の仕事もしています。逆に子どもが乳幼児の時にできて、子どもが成長した今できないこともあります。
それも「母だから気づいたフレキシブルな働き方」なのでしょう。

自分のペースだからこそ、お客さまの暮らしに寄り添える

私が自分のペースでフレキシブルな働き方を選んだことは、お客さまのペースに合わせた家を設計することに繋がりました。

今間取り相談などの相談業務も行っていますが「〇日までに間取りを決めて契約をしないといけない」と焦って不安になるご相談がほとんど。たくさんのスタッフを抱えた企業さんではそのような仕事をしないと経営上難しくなるのも分かります。

でもお客さまのペースに合わせた設計ができると、期間や仕様に制限されず、本当に自由な設計の注文住宅が建てられます。自分たちで判断できる時間と気持ちの余裕を持つことで、暮らしを見つめなおすことができ、満足度の高い家づくりができるのです。

みゆう

私は工事に関わってくれる業者さんにも工期や費用に関して無理は言いません。お客さまファーストだったとしても、作る人が幸せになれない家は幸せな家ではないと思っています。建築主にも、作り手(工務店・職人さんたち)にも喜んでもらえる幸せな家を作りたいのです。
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母としての悩みや子育ての共感が仕事につながる

ブログを書き始めたのが開業した年なのでもう14年。
当時からの付き合いの方は驚かれるかもしれませんが年子兄妹は高校生になりました。
このブログにも過去のブログ記事をいくつか移行してきました。

最初はママ建築士としての仕事や暮らしを発信するために始めたものでしたが、そこで書き始めたことと、読んでくれているママたちの共感が仕事につながるようになった気がします。

みゆう

家づくりの仕事を依頼して下さったお客さまだけではなく、他の女性建築士さんと知り合いになれたり、開催したイベントに会いに来てくれたり、不思議なことに10年以上前からブログを見てくださっている方と出会って友だちになったケースもあります。

ママ建築士だから感じた日々の疑問が役に立つ

建築設計を学び、学生の頃から一人暮らしをしていたので家事全般のことは分かっているつもりでしたが、子どもが生まれてから家のデザインへの考え方が大きく変わりました。子育てする上で収納や間取りがいかに重要なのかも感じました。

小さい子どもは何でも触りたがるし、短時間で料理をしないといけないし、そこは掃き出し窓だと危ない!ってことも。

また、我が家も二人の子供の性格が全く異なりましたので、子どもによっても対応の仕方が変わります。家づくりも同じで、家事をする人の癖や習慣に使いやすさをプラスしたほうが良いことを知りました。

みゆう

これらは全て子どもたちが教えてくれたこと。
子育ての経験と悩みが全て仕事に役立ちました!

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仕事以外の活動も全て自分の糧となる~ボランティア活動、サッカー観戦

多趣味な私ですが、今はサッカー観戦が大好きです。ヴィッセル神戸を応援し始めて、ゴール裏でも観戦するサポーターになりました。アウェイ観戦のために旅をしたり、サッカーが好きなことがきっかけでバルセロナにいってしまったり、それは学生の頃から大好きだった旅ともつながっています。

里親支援団体へのチャリティのためのハンドメイドイベントに参加した時期もありましたし、現在は、神戸の暮らしを守るために、六甲山の木の手入れと活用を考えるプロジェクトにも参加しています。

サッカーも旅もボランティア活動も、そして好きな本や映画も、自分の糧になりますし、共感から仕事に繋がることもあります。

みゆう

仕事以外のことに関わるバランスこそ、その時の仕事や子育ての状況にもよります。無理をしない。そして最大限今できることを楽しむ。これも子育て中だから考えられたことですね!

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女性建築士が設計する、家事育児負担を軽減した安心できる家

家事育児のスタイルを把握できる
建築を学んでいる時は誰も教えてくれなかったことは、育児や家事の負担を家で軽減できるということ。
こんなに大事なことが今までおろそかになっていたということなのですね。私は自分がワーキングマザーとして色々悩んできたからこそ、働きながら子育てするママの悩みを活かした家が必要とされていることを知りました。自分たちの家事・育児のスタイルに合う家を作ると暮らしが楽になります。育児と家事に疲れても、ほっと息抜きできる家になります。

ワーキングマザーは家事も育児も仕事も完璧な女性である必要は無くて、いろいろ手抜きをしても暮らしが成立する家をつくりたいのです。

みゆう

わたしは子育てファミリーに寄り添い、女性が設計するから安心できる!と思われる設計者でありたいです。

間取り相談やインテリア相談をする理由

私は設計の仕事とは別に、家づくりのセカンドオピニオンとしての間取り相談や、将来的なリフォームや家と暮らしの悩みにアドバイスするインテリア相談をしています。その数、200件は超えています。

間取り相談やインテリア相談を行うのは、最初のきっかけは「みゆう設計室の設計に役立てる情報収集のため」だったのですが、始めてみると住まいに悩む人がたくさんいることを知りました。
このような仕事ができるのも、マイペースで仕事をしているからですね!

みゆう

誰のために、というのが「工務店やハウスメーカーのために」とか「設計者のエゴのために」とかにはならず「クライアントの満足のために」だからできる相談業務です。

この家が大好き、この家が暮らしやすい、と思ってくれる人が増えれば良いなと思っています!

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母として自分らしく働くことをみつけた私だからできる「家づくり」

自身の育児・家事と仕事の両立への悩みを活かした、ママ建築士の家づくり
私はマイペースに自分にできる働き方を選んできましたが、それはひとつの方法であって何が良いかなんて答えはないと思います。でも私は母として自分らしく働くことをみつけたからこそ「お客さまに寄り添う家づくり」ができるようになり、そのスタイルの働き方がとても好きです。

子育てと育児の両立が不安だというママたち、これから家を建てたいけれどどうやって家事育児をしやすい家にしたら良いか分からないという方たちが、楽しめる家づくりを。

それが、私が目指している自分らしい住宅設計の仕事なのです。


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建築士事務所を開設して14年の女性一級建築士「みゆう」が書いています!
高校生の年子兄妹の育児・家事と仕事の両立に奮闘してきました。
その悩みと経験を活かして、子育て中のパパママの家事・育児負担を減らす家を設計しています。

みゆう

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