いつも過ごすリビングダイニングに収納が無くて悩んでいるというS様よりインテリア相談のご依頼がありました。訪問するとすっきりしたお住まいに見えましたが、お子さんの手の届かない収納がなく、生活に必要な薬や文具などをキッチン収納に片付けていたのです。
まずは暮らし方と収納の仕方を考え、リビングにはデスクとテレビ台を連続させた壁面収納、キッチンや納戸にも造作家具収納を設置しました。
工事は物の片付け・移動などの段取りも配慮し、2回に分けて2日で行いました。
「リビング壁面収納を設けた家」の設計の特徴
ファミリーデスクを兼ねたリビング壁面収納
「トイレを新しくする」目的でリフォーム会社に依頼したところ、床はクッションフロア、壁はビニルクロス貼というような提案にしっくりこなかったそうです。そこで、もとの家の良い部分は活かしたリフォーム内容でご提案しました。
ジャストサイズのキッチン収納
今までのキッチン収納家具は奥行が深かったため、キッチンが狭く感じられました。オーブンレンジのスペースだけカウンターが飛び出していて、幅は最大限に。必要な物が収納できるキッチン収納を設けました。
納戸の見直し
今までのキッチン収納家具は奥行が深かったため、キッ将来的には子ども部屋にしたいと思っていた部屋は納戸として物を置きっぱなしになりがちでした。そこで将来この部屋に2段ベッドを置いても部屋を有効利用できるような壁面収納を設けました。
お客さまの声
納戸が片付けやすくてすっきりしました
今まで平置きで物を置いていた納戸がとてもすっきりしました!
子どもも自分の衣類を出し入れしやすくなったようです。掃除機やモップなどがリビングに収納できるようになりましたし、デスクも活用しています。
設計概要
所在地 | 神戸市 |
工事種別 | RC造集合住宅 造作家具・内装工事 |
工事範囲 | ダイニング、キッチン、納戸 |
設計・監理期間 | 2011.11~2012.4 |
造作家具 | 栗原木工株式会社 |
木工事・電気工事 | 山公建設 |