街角の家

「自分の家という実感を持ちたい。」

十数年前に環境や条件の良さから購入された建売住宅。少し暮らしにくさを感じていたため、家の劣化した部分を改修するタイミングに合わせて、自分たちの暮らし方に合わせたリノベーションを行いました。

家事のしやすさ、お子さんの居場所やそれぞれの場所の片付けやすさを考慮して間取りを一部変更しました。壁、天井は漆喰。床は無垢の杉フローリングを使用し、家族が心地よいと感じる素材を選んでいます。お子さんの部屋にはそれぞれが選んだアクセントクロスを使用しました。

「家が好き」とお子さんが言ってくれる家になったそうです。

「街角の家」の設計の特徴

和室をリビングと一体に作り替えた部屋にファミリーデスクを設けました

和室とリビングを一体化

和室とリビングを一体にして広くしたいというご要望でした。2×4工法の家のため、撤去できない壁や垂れ壁がありましたが、床・壁材を同じにして空間を一体に使えるようにしました。

ただ広くするだけではなく「居場所」ができるようにファミリーデスクや収納を設けています。

収納たっぷりのキッチン

キッチン周りの収納を充実

以前の家では食料品や飲み物のストックがキッチンの外に置かれていたので、収納を充実させて食事に関連するものは全てキッチン周りに収納できるようにしました。

キッチンに限らず、使う場所の近くに収納を設けるようにしています。

お子さんが選んだ壁紙の子ども部屋

お子さんが家づくりに参加

可能な範囲でお子さんにも家づくりに参加してもらいました。キッチンやお風呂を選ぶとき、壁紙を選ぶとき。お子さんからどのような色が好みか、素材が好みかヒアリングしてからご提案をしました。

子ども部屋はそれぞれ壁紙やカーテンを一緒に選びましたので、家づくりを楽しんでもらえたと思います。

お子さんの衣類を集約したファミリークローゼット

衣類を集約したファミリークローゼット

今まではお子さんの部屋それぞれにウォークインクローゼットがありましたが、そのスペースを一体化して廊下からアプローチできるファミリークローゼットに変えました。

洗濯物を取り込んだ後の衣類の片付けを一度にできるので家事がとても楽になったそうです。

お客さまの声

子ども部屋のデスク

家事がしやすくなって、片づける場所もきちんとあるのでとても暮らしやすいです。特にキッチンは収納方法も考えてもらっているので使いやすく、子どもたちも手伝いをしてくれるようになりました。

子どもが使ったものが片付かないことは多々ありますが、収納も意外と余裕があります。

家にいろんな居場所ができたので、子どもたちもその時々で自分の過ごしやすい場所にいます。

学校で「あなたの好きな場所はどこですか?」と聞かれた質問に、子どもが「家」と答えていました。子どもにとって「家が好き」と思えるような家ができてうれしいです。

設計概要

所在地兵庫県西宮市
工事種別木造2×4住宅 2階建 フルリノベーション
工事範囲室内全体(間取り変更を含む)、外構の一部
設計・監理期間2018.5~2018.12
施工株式会社匠建築工房
造作家具 栗原木工株式会社
カーテンギャラリーヒロタ
みゆう建築士
みゆう建築士

実は設計を始めた当初、リノベーションの目的が何なのかしばらく読めずにいました。しかし、設計を進めて対話を重ねていくうちに、リノベーションの目的が「自分たちの家と実感できる家にしたい」ということが分かり、その後は建築主の望む家のスタイルが見えてデザインにもあまり迷いがなくなりました。

「街角の家」のような家を建てるには

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