居心地の良い家
みゆう設計室の家づくりについて
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家族が一緒にいても、それぞれ好きなことをしていても、お互いリラックスできて安心できる居場所。「居心地の良い家」は日々の暮らしを穏やかにし、仕事や学業に向けた活力を生み出します。
広さ、収納量、機能については家づくりの際に誰もが意識すると思いますが、リラックスしたいのにも関わらず、「居心地の良さ」に重きを置く人は少ないのではないかと思います。
普段忙しい子育て家庭にこそ、「居心地の良い家」づくりをオススメします。
「居心地の良い家」とはどのような家?
家が完成し、お客さまから「家に居場所がたくさんある」と言われました。
例えば「洗濯物を畳むときの洗面所作業台」「思わず本を読んでしまう書庫スペース」というように、家事・収納する場所にも「居場所がたくさんある」と感じるのでしょう。 「居心地の良い場所」 とは、リビングダイニングなどの「家族が集う場所」に限りません。
リビングダイニングや寝室などのリラックス空間に加えて、家事空間や収納スペースも「過ごしやすい、暮らしやすい」と感じる家にすることが「居心地の良い家」を作るコツです。
「居心地の良さ」をつくる6つの要素
1.スケール感(寸法、サイズ)から感じる心地良さ
「天井が高い」「広い空間」「大きい開口の窓」、それらが心地よく快適な空間だと多くの方に認識されているようです。それは間違いありません。
しかし、狭い空間で天井が高いと一層狭く感じることがあります。また、広すぎて落ち着かない部屋もあります。
大事なのは「ヒューマンスケール」と「バランス」。
その空間に合った広さや、窓の高さ・大きさがあります。
2.片付けやすくて暮らしやすい!から心地よい
お気に入りのものを飾るにも、好きなものがある空間を作るにも、やはり片付いた空間の方が落ち着きます。片付けやすく収納できる家は暮らしやすく、すっきりするので居心地良い家になります。
「居場所」から手の届く場所に必ず「収納」を。
ものを使う場所の近くに、簡単にすっきり片付けられる場所があればOK。当たり前のことのようで、とても難しいのがこの「過ごす場所の収納」です。
3.色と素材から感じる心地良さ
畳や無垢のフローリングは肌触りが良く、漆喰などの左官壁は調湿効果があり快適な家だなと感じます。予算やメンテナンスしやすさとの兼ね合いもありますが、自然素材を適切に使うと心地よい空間になります。
また、色や柄も上手に取り入れると空間のお気に入り度が増します。色の効果をつかってリラックス空間を作ることも可能です。
4.暮らしにお気に入りを取り入れた心地良さ
趣味を楽しめる家、好みのテイストを揃えた家。コレクションを飾れる家。暮らしに「お気に入りのもの」を取り入れると、日々の暮らしの満足度が高まり居心地の良い家になります。
家が大好き!と感じる場所がたくさんあると、毎日が楽しくなりますね。お気に入りが集まった家はとても居心地がよくなります。
リラックス空間のリビングダイニングに限らず、例えば「部屋のドアの色が好き」とか「鏡の形が好き」というように、小さなお気に入りを家のいろんな場所に集めてみましょう。
5.光・風・音など環境からうまれる心地良さ
光を取り入れ、風が通りやすい窓計画にし、外からの見え方、部屋から見える風景などにも配慮します。家族の暮らし方と敷地の周辺環境を最大限活かすことで、小さな敷地でも、都市部の住宅密集地でも心地よい家が作れます。
音や振動を遮り、音によるストレスを軽減させることも心地よい家をつくる大事なポイント。近隣との音トラブルもありますし、家族間でも音が気にならない家をつくると心地よい家になります。
6.シーン、動線、人との距離感からうまれる心地良さ
家族がいつも同じ空間に一緒にいるから安心するとは限らず、程良い距離感で好きなことをそれぞれできる空間があると、居心地の良い家になります。
居心地の良い場所を考える時はそれぞれの「居場所」に視点を置いて心地よいかどうか考えます。
外出から帰ってきたときの家の見え方、玄関アプローチ、日々の動きの中で見えてくるシーン。動線上はあまり落ち着かないスペースなので、動線を避けて心地よい場所をゾーニングしましょう。
居心地の良い家を作ったお客さまの声
趣味やリラックスに使う時間が増えました
無駄なことを考えずに家事ができる機能的な家で、時間に余裕が生まれました。庭を愉しむ時間、朝陽を浴びてヨガをする時間、コーヒーを飲みながら読書をする時間、どれも楽しいです。
(都会の小さな森の家・奥様)
色んな点で安心できる家になりました
新しい家は、どこに居ても毎日が楽しく過ごすことができます。
床下に断熱材を入れてもらって杉の床材を使ったことで床が冷たくなくて快適で、床暖房を入れなくても十分心地良い家になりました。
(柚子の実る家・奥様)
居心地の良い空間具体例
居心地の良い家を作るためのいえづくりレシピ
母親、主婦目線の女性一級建築士が設計しています
一人ひとりとの対話を大切にして、一緒に家づくりをしています
一級建築士「みゆう」こと中川由紀子です。年子兄妹の育児・家事と仕事の両立に奮闘してきました。自分自身の悩みと経験を活かして、子育て中のパパママのための家事・育児負担を減らす家を設計しています。