「フォトアルバムを大切にする家」、LDKにはシナ+塗装、カウンター集成材の収納家具を設けました。
LDKの収納は、定位置を決めてあげることも大事ですが、変化に対応できるようにしておくことも大事。手前はキッチンで使用する物として家電やストック品、食器類が入るように、奥はリビングで使うものが収納できるようにしてあります。
手前の下部は跳ね上げ式の扉とスライドトレー、下部は引き出しにしてあります。
2トーンの造作家具
下部の色は窓枠に合わせた濃い茶、上部の収納はテーブルやキッチンにトーンを合わせたクリア(少しだけ白をプラス)に塗装しています。
全体に濃い色にすると圧迫感を感じるので、このような色バランスにしています。
家電がこの中にすっきりおさまるので、LDK空間もすっきりみえますね。
食器も必要な分だけお持ちなので、本当にすっきり収納されています。
食器棚の部分には床暖房のリモコンがあり、冬場はこの手前はあけていただく、ということで扉内にリモコンをおさめてしまっています。リモコンの位置が家具に影響することは多いですが、利用頻度が少ないものなのであれば、家具の中で使えるようにしてあげても良いですよね。
今回は家具がコンセント位置にかぶる場所がいくつかありました。ここではフィラーの中でコンセントを移動できるようにして、フィラーを少し奥まったスペースに設置して対応しました。これでホコリも中に入りません。
リビングに近いゾーンの下部収納は「フォトアルバム」が2段でおさまる寸法にしておきました。
実際は大好きなコーヒーセットを入れました!
とのことでしたが、使いやすいように収納するのが一番です。
変化に対応できる、ということも大事ですから。
「フォトアルバムを大切にする家」のような家をつくるには
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