2種類の本棚

使う場所と収納するものに合わせた家具
使う場所と収納するものに合わせた家具

「フォトアルバムを大切にする家」で個室に2か所、本棚を設けました。
2つの本棚は、収納の目的と空間による使い勝手が異なるのですが、共通のデザインをしています。

写真や洋書を「見せる」本棚

平らな面をディスプレイに使える本棚
平らな面をディスプレイに使える本棚

こちらの本棚は飾ることを意識した本棚。写真や洋書を「見せる」本棚です。
見せる部分は奥行を浅くして、見せるものをしっかり見せられるようにしてあります。

実はこの「平」な部分がすごく重要。
ここに置物を置いたり、雑誌を上向けにして見せたりできるので、飾り方の可能性が広がります。

下部の開き扉内にあまり見せたくないものを入れることもできるので、見せたいものをしっかり見せられる本棚になっています。
このふたつの本棚は同じ空間にあるわけでは無いのですが、腰窓の高さと合わせているので家に対しての統一感を感じます。
空間バランスを考え、造作家具がすっきり見えるよう配慮したデザインです。

写真や洋書を「見せる」本棚
写真や洋書を「見せる」本棚

陶器のツマミを選ぶ

本棚の下部扉はマッシュルーム型のツマミを選択
本棚の下部扉はマッシュルーム型のツマミを選択

娘さんのお部屋の本棚。ツマミを2種類ご用意して、好きな方を選んでもらいました。

バラのツマミがお好みなんだろうな、とイメージしていたのですが、もしかしたらもう少しシンプルにしたいかもという気持ちもあり、もう一つマッシュルームのツマミも用意していました。

お父さまとお母さまはバラの方かな、と言われていたのですが
娘さんが選ばれたのはマッシュルームの方でした!

他の飾りを目立たせたいのでシンプルな方を選びました!とのこと。
ちなみにこの扉はツマミを飾りとして設けているので、手掛けもあります。
なので、小さくて開けにくいツマミでも付替可能です♪
素敵な女性のお部屋なので、年齢や好みの変化によって付け替えてもらっても良いかなと思っています。

書類収納ボックスがたくさん入る本棚

A4ファイルを収納させる書斎の本棚
A4ファイルを収納させる書斎の本棚

ふたつめの本棚はサイドにデスクを置くことを考え、下部をOPEN棚としています。

こちらの本棚にはたくさんの書類が収納されますので、A4の書類収納ボックスができるだけ多く入るような計画にしてあります。デスクが置かれるので目線の位置となる上部は開き扉に。ごちゃごちゃした印象とならないよう配慮しています。

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