プチガーデンを楽しむ家
2013年にインテリア相談からスタート。キッチン収納と外構工事を行う1期工事、2014年に新たにご依頼がありリビング収納と内装工事をメインとした2期工事を行っています。
その後、2017年に建替(新築工事)を行いました。こちらではリノベーションを行った1期・2期工事について紹介します。
プチガーデンを楽しむ家 1期工事 2013年
インテリア相談でリフォームについてご相談がありました。
外壁のメンテナンスをご検討でしたが、将来的なライフスタイルの変化の時期と合わせてメンテナンスをした方がベターではないかという考えで、外壁・屋根のメンテナンスを見送りました。
(施工者のアドバイスも含め、暮らし方と将来のビジョンをきちんと話し合い、このような方法をとることもあります。)
それ以外にすっきりとした暮らしがしたいというご要望にキッチンの収納をご提案しました。
ゴミ箱、プリンターなどの収納を設け、電話を置く場所、配線を変えるという方法をとり、こまごまとしたものがすっきりとおさまりました。
さらに手入れが楽なガーデニングスペースをご希望で、エントランスに小さなガーデニングゾーンを設けました。
全体に雰囲気を整えるように、床のタイルを張り替え、門扉を新設しています。
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プチガーデンを楽しむ家 2期工事 2014年
1期工事で暮らし方に合わせた住まいのデザインを気に入っていただき、キッチン収納と共通したデザインベースの家具をリビングに設けました。
それ以外にもトイレや洗面まわりの床の張り替え、本棚を新設しました。
家族のライフスタイルが変化した時に、さらにその後変化する状況も見越して、当面の間家族が快適に過ごせる「くらし」のアドバイスを。
こうやって、そのときの暮らしに合わせて住まいを変化させることを楽しみ、長くお付き合いできることがすごく嬉しく思えた工事でした。
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プチガーデンを楽しむ家 その後
2012年に最初のご相談を伺ってから5年。2012年の時点で5~6年後の家族のライフスタイルが変わる時期に外壁改修と大規模リノベーションをすることをオススメしていました。
当初の予定からは少し早く、外壁改修ではなく新築(建替)をすることになりました。
「都会の小さな森の家」として新築工事で紹介しています。
長く暮らし方住まい方、家族との関わり方についてお話をしてきた建築主との新築の家づくりもとても楽しいものでした。
プチガーデンを楽しむ家、としてデザインしてきた造作家具、門扉などは新築のお住まいでも再利用しています。
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「プチガーデンを楽しむ家」の設計の特徴
外構の改修とプチガーデンの新設
あまり手がかからない程度にガーデニングを楽しみたい、というご要望に合わせて小さなアプローチガーデンを楽しめるように外構工事を行いました。
キッチンに多機能壁面収納を新設
既製品の家具を活用していたキッチンに、必要量収納できるキッチン収納を設けました。ゴミ箱、家電、食器類などをこの壁面収納で全て収納できるようにしました。2期工事ではこの家具と色合わせをして同じ素材でリビング壁面収納を作成しています。
製作した家具を全て新築の家で再利用
空間の使い方を考えて納戸に固定の本棚を設けました。お子さんの読書、学習空間として計画しています。この本棚をはじめとして、キッチン収納、リビング収納、すべての製作家具を新しく建築した家に再利用しています。
いえづくりのプロセス
「プチガーデンを楽しむ家」のその後
所在地 | 神戸市 |
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工事種別 | 木造住宅 2階建 内装・造作家具工事、外構工事 |
工事範囲 | 造作家具、水回り内装、外構 |
設計・監理期間 | 2012.9~2013.05、2014.04~2014.10 |
施工 | 株式会社 匠建築工房 |
造作家具 | 栗原木工株式会社 |
植栽 | ブルーパルク |
塗装・壁紙 | カラーワークス神戸 |
門扉制作 | aizara |