家族の存在を感じあえる家にしてほしい。その願望と敷地条件を合わせる事によって、この家の姿は生まれました。
少しのスペースは収納に活かしたり、デスクスペースを設けたりして、空間を最大限利用しています。本棚や共有デスクがあるフリースペースとロフトを介して個室がそれぞれつながっています。引き戸を開けていれば連続した空間になり、個室にいても家族の気配を感じあえる住まいです。
「家族の気配を感じる家」の設計の特徴
敷地条件を最大限に生かせる間取り
この敷地の法的条件を最大限活かした形状の建物。
斜めの袖壁と格子のバルコニー手摺が特徴の外観です。
空間の無駄のない活用
暗くなりがちな北側の部屋にもロフトを介して明るさを取り込んでいます。子ども部屋は勾配天井の開放的な空間で、引き戸をあければフリースペースと一体の空間として使えます。
収納力のある玄関
コンパクトな間取りながら、収納量も確保しています。下足箱も飾り棚を一部に設けましたが、たっぷり収納できるよう天井までの高さにしています。
設計概要
所在地 | 明石市 |
工事種別 | 新築 木造住宅 2階建 |
設計期間 | 2005.3~2005.7 |
設計監理 | ※川添純一郎建築設計事務所とのコラボレーション |
写真撮影 | 玉森潤一 |