本が好きな家族の家。家族がそれぞれ個室で自分の空間を持つため、中庭に面した通路を広げて、図書コーナーを設けました。家族にとって「特別な場所」となるように。
奥に長い建物であるため廊下が単調にならないよう、空間の連続性を重視して部屋の配置を考えました。
「本棚の家」の設計の特徴
中庭を眺められる読書スペース
本が好きなご家族でしたので、中庭に面した本棚のある空間を設けました。広めの廊下のようなスペースで椅子を置いたり、床に腰かけたりして日当りの良い空間で読書を楽めます。
小さな畳スペース
リビング横、本のスペースの背面に畳スペースを設けました。少し籠った印象の小さなリラックス空間です。お子さんが昼寝したり遊んだりするのに適した空間です。
瓦屋根の和風な外観
細長い敷地なので、正面はその大きさを強調しないシンプルな外観に。瓦屋根のお住まいです。
飾り棚のある玄関
玄関収納に飾り棚、玄関正面にニッチがあり、お花や絵を飾れる玄関です。
設計概要
所在地 | 姫路市 |
工事種別 | 新築 木造住宅 2階建 |
設計・監理期間 | 2005.9~2006.2 |
設計監理 | ※川添純一郎建築設計事務所とのコラボレーション |
写真撮影 | 玉森潤一 |