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女性にとても人気な国、フィンランド。フィンランドの人たちはとても穏やかで親切で、女子旅を満喫できる国です。インテリアもライフスタイルもデザインも、学ぶところがたくさんある国ですよね。
今まで「フィンランドの暮らしを見つめる女子旅」というサイトやFacebookページを運営をしていたのですが、2023年にサイトを閉鎖し、記事をこの女性建築士ブログに移設することにしました。
神戸で一級建築士事務所を営む、女性建築士「みゆう」が書いています。フィンランドとアアルト建築が大好きです。
「フィンランドの暮らしを見つめる女子旅」がうまれた背景
私は学生時代からフィンランドの近代建築家、アルヴァ・アアルトの建築(特に住宅)が大好き。2012年、縁あって料理研究家のayaさんに誘われ、夏のフィンランドを旅することになりました。
そのときにayaさんと共に旅の情報収集するために「フィンランドの暮らしを見つめる女子旅」というFacebookページをつくったのが最初のきっかけでした。情報収集を目的にしていたのですが、北欧人気も相まって、多い時には750を超えるフォローもあり、私自身も北欧インテリアやアアルト建築に関する講座やセミナーなども開催しました。
女性建築士ブログにフィンランド旅の内容を移設してきたこの機会に、女性がより楽しめるフィンランド旅のポイントについて紹介したいと思います。
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女性にオススメのフィンランド旅
私はアアルト建築が好きでフィンランドが好きになったのですが、フィンランドにはマリメッコ、イッタラ、アラビア、フィンレイソンなど、女性が大好きなインテリアブランドがたくさんあります。
そして、ムーミンのふるさとでもあるフィンランド。
私が初めてフィンランドに訪れたのは1996年の冬、大学生のときでした。
冬のフィンランドに比べて、夏のフィンランドはとても「生きるエネルギー」を感じます。鮮やかな花が咲き、市場にはベリーがたくさん並び、夏の太陽を満喫する人たちの暮らしが見られました。
夏のフィンランドは女子旅にぴったり
夏のフィンランドは夜まで明るく、私が訪れた8月上旬で夜10時ごろでも夕方のような空でした。
夏と言ってもほどよい気候で、夜も明るいので女性も安心ですし、一日の旅行時間をたっぷり満喫できます。逆に学生時代に冬にフィンランドを旅した時は、ずっと薄暗かったので日中の行動時間がだいぶ制限されました。
冬は湖も凍ってしまい一面雪景色になりますが、夏のフィンランドは森と湖、豊かな自然を楽しめますよ。
フィンランドの女子旅プランニング
2012年にフィンランドに訪れたのは8月上旬。
フィンランド旅行を決めたのが急だったこともありますが、アアルト建築をめぐるためのスケジュールを立てているときにサマーバケーション中の施設が多く、予約に時間がかかりました。夏のフィンランドを旅するときは、少し早めにスケジュールを立てた方がよさそうです。
フィンランドの人たちはとても穏やかで親切。都市部では基本的に英語で会話できますし、英語が話せない人でも丁寧に親切にアドバイスしてくれます。
ヘルシンキ以外の街の旅行情報が少ない
夏のフィンランド旅行というと、ヘルシンキだけで十分楽しめる、と言われる方も多いようです。確かにヘルシンキとヘルシンキ近郊だけでも十分フィンランドライフを楽しめます。市場や蚤の市、インテリアショップに行き、素敵なインテリアのお店で食事をするだけでも本当に楽しい。
ヘルシンキ以外の街もそれぞれとても魅力的です。私が2012年に訪れた街は、ヘルシンキ、ユヴァスキュラ周辺、ノルマルクです。学生時代に訪れたのは、それ以外にタンペレ、セイナヨキ、ロヴァニエミ。
でも意外とヘルシンキ以外の街の旅情報が少ないのです。
私は全てVR(フィンランド国鉄)を使用して移動しました。事前に日本で時刻表が調べられたのでその方法をとったのですが、長距離バスを利用したほうが良いエリアもありました。
フィンランドと、マリメッコやARTEKなどのインテリアブランド
フィンランドといえば、日本でも大人気のマリメッコやArtekなどのインテリアブランド。私も大好きです。特にArtekはアアルトを含めた4人の若者によってつくられたブランドで、フィンランドの木材を使って地域の産業発展につながるデザインをしたことにとても感銘を受けました。
そして、マリメッコやフィンレイソンのように大胆なデザインのテキスタイルもとても素敵ですよね!
フィンランド旅でアアルト建築をめぐる
学生の頃にフィンランド旅行をしたのですが、その時にアアルトの建築と出会いました。
一般的な近代建築の「どの国、どの場所にあっても成立する建築」であるのにも関わらず、アアルトの建築はフィンランドらしさが溢れていました。その空間構成を学び、その後私も建築士になりました。
1996年の冬、大学生のときに訪れたフィンランド旅では公共建築を、2012年にフィンランドを旅した時には住宅を中心にアアルト建築を見てきました。アアルトの建築に根付く素材感、その地域らしさ、そして心地よい空間構成は私の建築の基礎になったような気がしています。