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私は学生の頃冬のフィンランドを旅して、20年近くたって夏のフィンランドを旅したのですが、学生の頃には気づかなかったある風景がありました。
それは、ユヴァスキュラ大学キャンパス内の公園。大学内に子どもが遊べる公園の遊具がある!!これにはとても驚きました。
神戸で一級建築士事務所を営む、女性建築士「みゆう」が書いています。フィンランドとアアルト建築が大好き。フィンランドの建築と暮らしの魅力を女性建築士目線で伝えたいと思っています。
誰でも学べる、を感じるフィンランドの大学
キャンパスの中に入ると「誰でも学べるんだ」というように感じました。誰でも入れるキャンパス、だからかもしれません。
公園があるということは働く親が大学で学べるのかも。公園はもしかしたら大学の先生の子どもが過ごせる場所なのかも。どちらにしても、大人が学ぶ場、働く場の近くに子どもが入ることができるのが素敵だなと思いました。
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日本にもこんな素敵な大学があります!!
フィンランドの大学の様子を思い出したのは・・・
新しくできた立命館大阪いばらきキャンパスにこんな素敵な公園ができていたから。
日陰がないので夏は暑そうですけど。
調べたら、この公園はキャンパス外施設として地域の人たちが使える空間みたいですね。市民と大学生がつながるための空間。たくさんの子どもが遊びに来ていました。
ふと思ったのが、これは学びたい母のためのものじゃないのね、ということ。日本でキャンパス内に公園ができた!というのはすごく素晴らしいことだと思うのだけど、あくまでも地域の子そだて家庭のためのもの・・・なのかな。
でも、きっと、ここから生まれるものもたくさんあるとおもう。
でも、子そだて中のママたちが一生懸命になってここに遊びに来るのではなくて、自分は学びに、そして子供は遊びに、ということがもっとゆるくできるようになっていったらいいな、と勝手に思っておりました。
母になったから見えたこと。間違いなく、見えるものが増えたと思っています。
ユヴァスキュラ大学の素敵なキャンパス
ユヴァスキュラ大学の写真をおまけに。ユヴァスキュラ大学のキャンパスは本当に素敵です。
実は学生の時に、現地の大学生に紛れて大講義室に少しだけ入りました。照明のデザインと空間が美しい講義室。夏はキャンパスがクローズしていましたので見られなくて残念でした。
この引き込まれていくアプローチデザインがアルヴァアアルト建築のたまらなく好きなところです。住宅にもたくさんその要素が盛り込まれています。
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朝が早くて、終わりも早い、ゆっくりと子育て
フィンランドの「働く」印象は、朝が早くて、終わりも早い。写真は私が宿泊したホテルで食べた朝食。あまりにも素敵な場所だったのでテラスに出てフィンランドの方と同じように夏の空気を楽しみました。
仕事が終わった後、夕方子どもと過ごしている光景を見ましたが、なんだか自然。そういえば私自身、子どもが公園で遊ぶ間ずっと待っていたな、なんだか私は子どもを遊ばせるために一生懸命だった、という時期を思い出します。
今でこそ子どもたちも成長して、自分の遊びは自分で、というようになってきましたが。
日本の育児は一生懸命だな、という印象ですよね。子どものために!という気持ちも大きい気がします。子どもを遊ばせることでさえ、なんとなく頑張っていた気がします。
それが良い、悪いではなくて、もう少しゆるくていいよな、って気がするんです。
朝一番のカフェミーティング
ちなみにフィンランドの仕事の朝は早いなと感じました。朝はスタッフで朝食?軽食?を食べてコーヒーを飲む時間を持っているみたいですね。
朝一番にコーヒーミーティングなんて良いですよね。
ゲストルームに宿泊したタウンホール(現在は庁舎機能は移転)はずっと憧れていた建物で、私はスケッチを楽しんでいました。そうしたら、スタッフの女性が朝のカフェタイムで食べていたベリーやチョコを持って来てくれました。
フィンランドの方たちは、気遣いも自然。とても幸せな時間でした。