築35年のハウスメーカー軽量鉄骨造のお住まいをサンルームのある家にリノベーションした「陽だまりの家」
大きな間取り変更はせず、バリアフリー化して浴室、洗面、トイレ、キッチンの水周りを今の暮らしに合わせて使いやすくリノベーションしました。
「陽だまりの家」の設計の特徴
使いにくい水回りの改善
キッチン、洗面所はしっかり収納ができる間取りにリノベーションしました。洗面所の入り口ドアの位置をかえ、洗面所にたっぷり収納できる洗面化粧台と洗濯機スペースを設けています。お風呂や洗面所は引き戸に、トイレは床の段差をなくしてバリアフリー化しています。
バリアフリー化
廊下に対して階段で2段分下がっていたリビングや水回りをバリアフリー化しました。
本来建築主が考えていた増築工事が法規上難しかったので、使いにくかった部分を使いやすく改修し、サンルームを増築することで今ある空間を活かせるようになりました。
元の家の良さを活かしたインテリア
羽目板張りの壁を新しいクロス貼りに変えると、明るさは得られてもチープ感は感じられると思い、部分的にファブリックの質感のあるエコカラット(タイル)や水回りの壁に上品な縦長のタイルを利用しました。また、板張りの壁も一部活かしたデザインとしました。
設計概要
所在地 | 神戸市 |
工事種別 | 軽量鉄骨造戸建住宅 2階建 リノベーション |
工事範囲 | 外壁、屋根、断熱、サッシ、サンルーム、LDK、水周り |
設計・監理期間 | 2011.4~2011.9 |
施工 | 株式会社 匠建築工房 |
造作家具 | 栗原木工株式会社 |
みゆう建築士
サッシを二重サッシにせず、全交換とし、必要な箇所には壁に断熱材を入れたので、防音・断熱効果もあり、すっきりした窓になりました。サンルームとウッドデッキを新設し、外壁、屋根の塗装、樋などの付替えも合わせて行っています。