「みゆう設計室事務所」のカーテンは刺繍レースと外部から見えにくいウェーブロンレースカーテンの2枚を使用しています。
カーテンというと厚地ドレープとレース地の組み合わせをするものを思われがちですが、いろんな生地の組み合わせ方があることを伝えるためにこのような方法をとりました。
刺繍レースとウェーブロンレース
この空間にとても合うのがウェーブロンのグレーのレースカーテン。
レース1枚でも外部から見えませんし、UVカット効果、ふんわりとした質感がとても良いカーテンです。
窓は透明ガラスなのでカーテンをあけるとお隣から丸見えになるのですが、このカーテンのおかげで光も入れられてプライバシーも確保できます。
その機能的なレースカーテンだけでも良かったのですが、思い切って憧れのレース生地を使ってみました。
クリエーションバウマンの刺繍レースです。
大きな花柄の刺繍がはいったレースはとても上品で使ってみたいなと思っていたのですが、このレースカーテンも1枚だけであると透けすぎてしまうので厚地を無地としてフロントレースにすると良いカーテンだと思います。
そのふたつのお気に入りのカーテンを2枚重ね、一体縫製にしてもらいました。
上部はプリーツ縫製でできるだけ刺繍レースをフラットに見せています。レールは枠内におさめているのでカーテンも枠内にふんわりおさめました。
濃い紫の壁をやさしい印象に見せるのはこのレースカーテンの効果だと思います。
このような空間をつくるには
他のディテールについて