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キッチンは使いやすいことに加え、「きれいな状態」を保てるデザインであることがとても大事です。収納できないものがあると「キッチンがごちゃごちゃしている」という住まいの悩みにつながります。
おしゃれでリビングダイニングと一体に使えるオープンキッチンはとても人気がありますが、生活感のあるキッチンツールが片付かないことが嫌でオープンキッチンを選ばないという人は多いです。それらのキッチンツールが来客時やリラックスしたいときに隠せるようになっていると良いですね。
食器を洗ったときに置く水切りかごもその一つ。今回はその水切りかご(水切りラック)を隠せる収納キャビネット事例について紹介します。
生活感あるキッチンツールを隠せるキッチン収納
あなたにとって、来客時に隠しておきたいキッチンツールは何ですか?
- 洗い物かご(水切りラック)
- ふきん
- まな板
- 洗剤やスポンジ
- ゴム手袋
- ゴミ箱
オープンキッチンのキッチンデザインの際にはこれらの生活感あるキッチンツールをどこに置きますか、見えていても良いですか?という話をします。キッチンツールの定位置を考えるのも主婦目線の住宅設計です。
ふきん、まな板、ゴム手袋はキッチン下をオープンにして、そこに渡したハンガーパイプに乗せたり引掛けたりすることが増えました。
しかし水切りラックは大きいですし、足元に置けるものではないので悩みます。そこで「キッチンを囲む家」では収納キャビネットのひとつを利用することにしました。
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オープンキッチンをすっきりさせる水切りラックの行方
「キッチンを囲む家」はキッチンが家の中心にあります。暮らしの中心にあるオープンなキッチンです。明るく開放的でとても心地よいからこそ、このキッチンをすっきりさせるのは大変・・・と見える人もいるでしょう。
このキッチンには食器洗い乾燥機がありません。食器は手洗いするので不要ということでしたので、特に水切りラックが必要な家なのです。
食器を洗った後に置く水切りラック
洗いあがった食器を上げるために洗い物かご(水切りラック)を使います。シンクの中に洗い物かごが納まるものを選んでいるので、日常使いにはとても便利なツールです。普段はこのままでOK。ただ、来客時やリラックスして過ごしたいときに洗い物かごが出ていると生活感が見えてしまいますね。
シンク下のキャビネットに水切りラックを収納できる
そこでシンク下にある開き扉の収納キャビネットのサイズを調整して、水切りラックを収納できるサイズにしました。内部は可動棚になっているので、洗い物かご以外のものを置いてもOKです。定位置を決めていますが、変化にも対応できます。
洗いかごに食器をたくさん入れているとき
でも、洗い物かごの中に大きいお皿などが乗っていたらシンク下の収納におさめるのは大変。そんな時はキッチンのすぐ横に設けられているパントリーに置けます。(実際のところはほとんどパントリーに置いているそうです。)
このパントリーには前の家で使われていた食器棚を設置していて、炊飯器などの家電はこのパントリー内の食器棚に置いています。オープンキッチンに家電をたくさん置いてもごちゃごちゃして見えるので、キッチンをすっきりさせるためには近接したパントリーが有効になります。炊飯器を置けるようにパントリーにも換気扇を設けました。
洗いかごだけではなく、来客時に見せたくないもの、買ってすぐのものなどもパントリーがあるとさっと置いておけますね。安心して収納できるスペースがあると家事がしやすいキッチンになります。
ロールタイプの水切りラックを使う
また「都会の小さな森の家」のキッチンでは、キッチンとダイニングの間に設けた壁にゴム手袋やロールタイプの水切りラックを置いています。いつもロールタイプの水切りを片付けられるのは、すぐに食器類を片付けられる収納があるからです。ダイニングからは見えない位置に生活感あるキッチンツールを置けるのも大事なポイントです!
まとめ:見せたくないキッチンツールを片付ける定位置を作ろう!
今回は水切りラックの収納定位置について紹介しましたが、これが見えると生活感が出てしまうな・・・と思うキッチンツールこそ片付ける定位置を事前に考えておきましょう!
- 生活感あるキッチンツールを置く場所、片付ける場所は事前に考えておこう
- オープンキッチンで水切りラックを置くことは不可能ではありません。水切りラックを片付けられる定位置を作れば安心します。
- 食器を洗ってすぐに片づけられる収納(食器棚)も必要
オープンキッチンを使う人でも来客時に水切りラックを置いていて気にならない人もいます。それも全く問題ありません!自分たちが気になる、気にならないという感覚と使いやすさを考えてキッチンを作りましょう!
この記事で紹介したみゆう設計室の設計事例