「みゆう設計室事務所」の打合せテーブルはウォールナットの集成材の天板で、足を四方から入れてもあまり影響がない黒皮鉄の脚にしました。
製作して下さったのは、黒皮鉄で家具やインテリアアクセサリーなどを作られている aizara さん
脚のラインが美しく四方から足をいれられるテーブル
この事務所を借りて一番最初にイメージしたのがこのテーブルでした。
テーブルの脚のラインが美しく、かつ四方から足をいれてもじゃまにならない位置の脚。
そして、打合せの時に資料やサンプルをちょっとおける足元の棚が細いラインで設けられていること。
条件からこのデザインが自然に浮かんできたので絵を描いたのは数分。大満足の仕上がりです。
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台形と曲線の黒皮鉄の脚
フラットバーでシンプルな形状ながら、女性らしいラインの台形の脚でテーブルとスツールを作っています。
天板はウォールナットの集成材。紫の壁、アンティーク加工のボルドーパインの床とよく合います。
スツールは3台がテーブルの脚の間におさまるサイズなので、使わないときもすっきりしています。
シンプルな形状なので荷物置きの台としても、お子さんのミニテーブルとしても使えますし、このスツールがあることでたくさんの人が集まっても対応できるテーブルになりました。
通常より低めのテーブルとベンチ
このテーブルのこだわりが天板の高さです。
通常のテーブルは700mm~740mmの高さのものが多いですが、このテーブルは650mmにしてもらっています。
ベンチは380mm(プラスクッション)にしています。
通常のダイニングチェアは欧米の暮らしで靴をはいた状態の高さが基準となっています。
欧米人の方がひざ下が長いので、日本人では女性のほとんどがダイニングチェアに腰かけるとかかとが浮いていると思います。
かかとがぺたんとつく。これがリラックスして座るためには必要な条件なのだと思っています。
これを実証してみたくて自分の事務所で試してみました。
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収納力があり、リラックスできるベンチ
打合せテーブルを囲むベンチは収納できるようになっています。
仕上げ材のサンプルがたくさんあるので、見やすく取り出しやすいベンチにたくさん収納しています。
あまり広くない事務所ですが、このベンチがあるので収納力があります。
ベンチの上にはペイントした紫色の壁と合うようなマットを置きました。
少し奥まったスペースに入るので、気持ちが落ち着いて安心した気持ちで打ち合わせができます。
リラックスできるベンチを感じてもらえたら良いなと思います。
このような空間をつくるには
他のディテールについて