室内の色々な場所から森を眺められる、平屋建ての新築住宅「森を望む家」。
敷地は郊外の住宅地。グランドピアノを上から見たような不整形な土地の横には小川が流れ森に面しています。道路側から見ると普通の住宅地ですが、家に一歩入ると別荘地のような森の景色を暮らしの中に取り込んでいます。北欧の住まいのように心地良い家になりました。
料理や片付けの仕方にこだわり、料理研究家の機能的なキッチンを目指してキッチンは引き出しなどが全くないオープンな収納に。洗濯、料理など、平屋であっても無駄な動線の無いお住まいです。
「森を望む家」の設計の特徴
森の風景を楽しめる家
玄関から家の中に入ると、窓の外に森が見えるお住まいです。家の色んな場所から森が見えるように計画しています。リビングにはベンチがあり、腰掛けて森の風景を眺めることも。森に面した窓は木製窓にしていて、北欧のような空間のお住まいです。
大きな窓とカフェのようなカウンター
家を建てる前に建築主がイメージされた空間をそのまま形にしたダイニング。大きな窓と、窓に面したハイカウンター、そこでコーヒーを飲んだり、ノートパソコンを広げて作業がしたいというご要望でした。まるでカフェのようなダイニング空間です。
全てオープン収納の自由なキッチン
収納する物は引き出しなどに入れず、全て見えるようにして家族全員物の場所を把握できるようにしたい、というご要望で生まれた個性的なオープン収納L字型のキッチン。使い勝手に合わせて変化に対応できます。たっぷり収納できるパントリーも併設しています。
板張り壁が特徴の北欧風の外観
平屋建の家は外観が単調になりがちなので、それぞれのゾーンごとに屋根の形状を変えて板張りの壁を目立たせました。道路側の開口は通風、採光上必要な分、小さめの開口としています。
「アイランド洗濯機置場」の洗面所
洗面所の中央に作業テーブルを兼ねた洗濯機置き場があります。室内干しもできて、ファミリークローゼットが隣り合い、洗濯動線を集中させた家事ラク洗面所です。窓の外に森の風景も見えて、洗濯作業が楽しくなることでしょう。
お客さまの声
家事がしやすくて機能的な場所と、森を見ながらリラックスしてくつろげる場所が、ゾーニングされていてとても快適です。
同じごはんでも、この家で食べると本当に本当においしいです。
家のいろんなところに「居場所」ができて、暮らしやすくて住めば住むほど我ながらいい家です。
テレビの「住人十色」に出演したこともあり、素敵な家ね!と言われることが増えましたが、誰かに褒めてもらいたくて作った家ではなく、自分が暮らしたいように作ったからこの家ができたのです。
みゆう設計室さんと出会えて良かったです。
設計概要
所在地 | 川西市 |
工事種別 | 新築 木造住宅 平屋建 |
延床面積/建築面積 | 160.64㎡(48.5坪)/135.81㎡(41.0坪) |
設計・監理期間 | 2011.8~2012.8 |
施工 | 株式会社 匠建築工房 |
オーダーキッチン | 神戸スタイルキッチン |
写真撮影 | アサンテ・フォト |
北欧の家のイメージや好みのインテリアパーツなどから、夫婦の好みを家の形にしていく過程はとても楽しかったです。初回プランをご提案した時に「本当は平屋建に憧れていたのですが可能とは思いませんでした!」と喜んで下さったのですが、この土地には平屋建の家がぴったり合いましたね!お子さんも家での時間を楽しんで下さっていてとても嬉しいです。