「森を望む家」には家族の共有書庫があります。
CDやコミック、取扱説明書やサイズの合わない雑誌など、背表紙を見せたい本ばかりではないので・・・
というご要望で子ども部屋と寝室の間に「共有書庫」を設けています。引戸をあけると寝室と一体の空間になります。
勾配天井の主寝室
主寝室は勾配天井のシンプルな寝室で、子ども部屋と同じように高窓を設けています。高窓なので外から内部が見える事も、室内から外が見える事もありません。
いえづくりレシピをプレゼント!
収納ターミナルでもある書庫
この書庫は、充電する家電や掃除機置場としての「基地」でもあり、リビングダイニング、また各個室をすっきりさせる役割を担っています。
家の中心にありますので、共用利用するものをここに置くことができ、コンパクトなリビングもすっきりさせられます。
書庫を設けることで各居室は小さくなったのですが、収納を集中させたので各部屋はすっきりしています。
上段の浅い棚はCDや文庫本用。下段は雑誌なども入れられる奥行に。棚も可動棚にしています。
また、手前には掃除機やミシンを置くスペース。さらにカメラなどの充電ができるようにコンセントを多く設けた棚もあります。
書庫と隣り合う主寝室
書庫と主寝室は隣り合っています。完全にクローズすると圧迫感を感じるので引戸にして主寝室と一体に使えるようにしてあります。
いえづくりレシピをプレゼント!
扉の無い生活
建築主からの要望で「室内の扉はいらない」と言われたときは驚きました。
元からあまり扉を閉めずに生活していたようで、必要になったときに扉を設けられるようなつくりにしています。
実際扉があるのは、トイレ、シューズクロゼット、ワークスペース、書庫と主寝室の間の扉。
それ以外の部屋は扉がありません。
そのためリビングダイニングや玄関からの来客の視線を配慮して、それぞれの部屋の間取りと入り口を計画しました。
扉が無い分、かなりコストダウンにつながりました。
「森を望む家」のような家を建てるには
「森を望む家」の他の部屋について