季節の変化を楽しめる家を作ろう!

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季節の変化を楽しめるようになる家づくり

完成後のお住まいの訪問すると「季節の変化を楽しめるようになりました」と言われることがよくあります。今までの家ではあまり感じなかったという方も多いのです。

そこで、どのような家づくりをしたら、季節の変化までも楽しめるようになるのか、考えてみました。

ライフルホームズはじめての家づくりノート

ファブリックやラグを変える時にワクワクする家

IKEAのフェイクファーのラグとソファ
IKEAのフェイクファーのラグとお庭の見える空間

寒い日が続き、そろそろ家の中も冬仕様に。そんな風に思う朝、「都会の小さな森の家」の建築主からメールと写真が届きました。

「寒くなって、去年から欲しかったIKEAのフェイクファーのラグを買いました!」

去年は打ち合わせのために一緒にIKEAにいきましたので、その時に買わずにいらっしゃったことをよく覚えています。その写真を拝見して、私までも気持ちが暖かくなりました。

季節の変化を楽しめる家をつくるためのヒアリング

夏のダイニングのヌック

家づくりの過程では当たり前のことではありますが、それぞれの季節の過ごし方について伺っています。

暮らし方についてヒアリングしていること
  • どんな冷暖房の機器を使いたいのか。
  • 寒い時期に着替えはどこでするか
  • その季節でどんな場所に過ごしていることが多いか

具体的には冬はやっぱりコタツがいい、とか、夏の入浴はほとんどシャワーで済ます、とか。お鍋をするときはカセットコンロ+土鍋なのか、電気鍋を使うのか、そもそもあまり鍋はしないのか。

そんなお話しもします。

その暮らしのシーンが見えると、それぞれの季節をどう過ごすか建築主自身もイメージできますし、それを家の形に置き換えることが可能になります。

「都会の小さな森の家」の場合は、ヌックという居心地の良い小さな空間をダイニングに設けています。リビングとは別に設けた小さな居心地の良い空間で、夏は涼しげなタイルの床ですが、冬は床暖房が入って朝の陽が差し込む、読書やカフェタイムを楽しめる場所です。

環境に適した家をつくる

「キッチンを囲む家」のキッチン前はテラスにつながる大きな窓があります

今建てる家では暑さ、寒さを気にしなくても良い断熱効果の家が多いと思います。しかし、その家の周辺環境に適した間取りにしないと、過ごしにくい家になってしまうこともあります。

私が設計をする上で特に配慮するのが、「風の通り道」「日差し」です。

全館空調などを行って機械で快適な住環境をつくることも可能ですが、私は自然の力を活かした間取りにする方が良いと思っています。

「風の通り道」に関しては、どの部屋でも空気が淀まないように、風の入り口と出口を設けます。
「日差し」に関しては、必要な場所に必要な開口を設けることをこころがけます。

明るい家にしたいからと欲張って大きな窓にして、心地よい空間ではなくなってしまうことがあります。夏は暑すぎる、冬場は寒すぎる、なんてこともあり得ますので。大きな窓にしたいという要望がある場合は、大きな窓に適した間取りにすることも大事です。

ちいさな出来事が喜びになる暮らし

階段の途中にある窓から月が見える
階段の途中にある窓から月が見える

対話を重ねた家づくりをしていると、家の中に「過ごしたい場所」がたくさんできます。
家でいつも過ごしている場所が「リビング」というように限定されることがなく、居心地の良い居場所が家にたくさんできるのです。

そうすると、そこから見える風景、空気感などから季節の変化を感じられるようになるようです。

A様
A様

ふとバルコニーに出てみたら、とてもきれいな月が見えて、息子と長い時間そこで話をしていました。

B様
B様

季節の良い時期には、朝になると娘がテラスにテーブルセットして、朝食をテラスで食べるんです。

このようなお話をお客さまから聞きました。

月といえば、階段の途中にある窓にちょうど月が見えた、ということを教えてくれた建築主もいます。一日の仕事や家事が終わり「さあ、そろそろ寝ましょう」と思って階段を上がる時に月が見え、その時に暮らしの中にとても豊かなものを感じられたようです。

ちいさな出来事に気づくようになり、喜びに繋がる。そのような過ごしたい場所がたくさんある家になったのですね。

季節の変化が、暮らしの楽しみのひとつになる

季節の変化が、暮らしの楽しみのひとつになる

そして小さな出来事に気づくようになると、今までは少し億劫に感じていた、季節が変わったときの住まいの衣替えも楽しくなるのだと思います。

ああ、寒くなったなあ。暑くなったなあ。そんな気持ちがネガティブではなく、楽しみな気持ちに繋がる。それが、一日のどの瞬間も大切にできる、幸福度の高い暮らしなのかなと感じています。

この記事で紹介したみゆう設計室の設計事例

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