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家事がしやすい家を設計してきて、お客さまから「もっとたくさんの人にオススメしてほしい!」と言われるのが、リンナイ株式会社のガス衣類乾燥機乾太くん(かんたくん)です。乾燥機能のあるドラム式洗濯機を買うよりも、浴室乾燥機を使うよりも、ずっと良い!と乾太くんユーザーは言います。
一度使うと手放せない。そんな乾太くんの魅力と、乾太くんを設けた家事室のススメ、またすっきりと見せる乾太くんの設置方法、乾太くんのある住宅設計事例などについて紹介します。
乾太くん(かんたくん)とは
「乾太くん(かんたくん)」は今ワーキングマザーに話題のリンナイのガス衣類乾燥機です。以前大阪ガスの「乾太くん商品説明会」に参加したのですが、その時もユーザーからの口コミがきっかけで、市場ニーズが急増していると伺いました。
実際みゆう設計室で導入した際もお客さまにとても好評だったので、最近は間取り相談の際にも「乾太くん」を導入できるような間取りで提案することが増えています。
まずリンナイのガス衣類乾燥機カタログから「乾太くん」の特徴をご紹介します。
- ガスのパワーでスピード乾燥
- 仕上がりの良い、清潔な乾燥
- 経済性が良い
- 生乾き臭がしない
1)ガスのパワーでスピード乾燥
9kgの洗濯物で90分、5kgの洗濯物を52分で乾燥。電気式の1/3の時間で乾燥できます。
「乾太くん」は本体上部の排湿筒から確実に湿気を屋外に放出するので、室内に湿気がこもりません。
2)仕上がりの良い、清潔な乾燥
「乾太くん」は大容量ドラムでガスならではの強い強風をたっぷり送り込んで乾燥させるので、繊維が根元から立ち上がり快適な仕上がりに。
大風量で乾かすのでシワを軽減できます。
花粉の季節や黄砂などの大気汚染も気にせずに清潔乾燥できるので赤ちゃんの衣類乾燥にも安心。ドラム除菌運転を行うと、ドラム内の大腸菌を除菌できるので、靴を乾燥させた後も安心して利用できます。
3)経済性が良い
リンナイのカタログによると、9kgの衣類乾燥1回につき128円、6kgの衣類乾燥1回につき83円乾燥コストが試算されています。
エココースもあり、さらにランニングコストを抑えることも可能です。
※2024年の段階でのメーカー記載内容に変更しました(2024.5.17)
4)生乾き臭がしない
80度以上の温風で乾燥させるので、「モラクセラ菌」という雑巾のような悪臭を放つ原因菌を抑制でき、外干しや日光消毒でも除去できない洗濯物の嫌な臭いを取り除けます。
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乾太くんユーザーの口コミ~お客さまの声
メーカーさんのカタログにはメリットがたくさん紹介されていますし、カタログにも満足度が95%と書かれています。実際「乾太くん」を設置したお客さまの評判はとても良いのです。
- 乾燥が早い
- ほこりが思ったよりも溜まる
- 洗濯が楽になった
- 靴も乾かせるので便利
乾燥が早いのは「乾太くん」のカタログにも紹介されている通りなのですが、何より洗濯物が乾燥する時間が読めるようになって洗濯が楽になったそうです。
あと「乾太くん」に思った以上にホコリがたまることに驚いたそうです。
(ホコリが溜まると「フィルター掃除ランプ」が点灯します)
ホコリが溜まりやすいということはフィルターのお掃除も頻繁にする必要がある、ということですが、お客さまからは
これだけ衣類からホコリが出るということを知らなかった!
つまり、室内干しをしていても、浴室乾燥していても、ホコリが落ちているということなのですよね。
と言われました。なるほど!その点はかなりの家事ラクポイントですね。
女性建築士が乾太くんをオススメする理由
自身もワーキングマザーである女性建築士がガス衣類乾燥機「乾太くん」をオススメするのは、自分が家事の時間を短くしたいからです。
- 洗濯の時間が読める
- 掃除が楽になる
- 家事動線が短くなる
そして、家事の時間をできるだけ楽に、楽しくしたいというお客さまの声も元にしています。
1)洗濯の時間が読める
ワーキングマザーにとっては「時間」ってとても大事。できるだけ家事にかかる時間を減らしたいなと思っています。
「乾太くん」の良さは、乾燥する時間が読めるようになることです。
- 洗濯物を干す、乾かすという時間のタイムラグがある
- 洗濯物を畳みたい、片づけたいと思った時に洗濯物が乾いていないことがある
私が洗濯をあまり好きでない理由は、この「時間に関する点」がとても大きいのです。
就寝中や外出中に衣類乾燥をかける、という方法もありますが、乾燥後に早めに衣類を片付けると洗濯物はシワになりにくいので、片付ける時間から時間を逆算すればOK。
乾燥をスタートさせて60分後に乾くことが分かれば、例えば料理をしている時間、テレビを見ている時間など、洗濯物を片付けたい時間から逆算して洗濯を終わらせて衣類乾燥をかければ良いのです。
洗濯が好きで、太陽の日を受けて干したいという方でも、雨の日にふかふか、ほかほかの乾いた衣類を片付けられるのは気分が良いと思います。
2)掃除の手間が減る
「乾太くん」ユーザーのお客さまが「ホコリが結構出ることに気づきました」と言われたのはすごく大きな家事ラクメリットです。
洗濯物はバルコニーに干しても、室内に干しても、浴室乾燥機を使って干してもホコリが落ちます。つまり、そのための掃除が必要になります。
部屋干し空間をご提案するときに必ず気を付けるのが「ホコリが落ちること」
リビングダイニングに部屋干しをしないように間取り提案するのもそのためです。
室内のほこりを気にして空気清浄機を使う人も多いと思いますが、それなら室内に洗濯物を干すのをやめる方が良いのかと。「乾太くん」のフィルターお掃除だけで済むのならとても掃除が楽になりますよね。
(もちろん日常生活でホコリはでますので、掃除がなくなるわけではありませんが・・・)
3)家事動線が短くなる
家事が楽になる設計をする際に、一番間取りに配慮するのが「洗濯に関連する動線」です。
家事が楽になる動線、というとキッチンと洗面所が近いというようなイメージを持たれる人も多いのですが、大事なのはひとつの家事の準備から片付けまでの一連の動作が無駄なくできることです。
- 洗う場所
- 干す場所
- 畳む場所
- 衣類を片付ける場所
「洗濯に関連する動線」に重きを置く理由は、上記のように洗濯に関連する場所が複数あるので、それをできるだけ近づける方が家事が楽になるからです。
それが「乾太くん」を設置することで、洗う場所と干す場所、畳む場所をまとめることが可能になります。あとは干す場所が減らせますね。
必ずしも全ての洗濯で「乾太くん」を使う必要もないのですが、都市部の住宅で洗濯のためのバルコニーや部屋干し空間を広く作らなくても、リビングなどのリラックス空間や収納空間を充実させることが可能になります。
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乾太くんを設置すると良い場所
一般的には洗濯機を置く洗面所に「乾太くん」を置くことが多いと思いますが、私なら住宅を設計するときにこのような場所に「乾太くん」を設置します。
- 洗面所
- 家事室
- 屋外、インナーテラス
- 衣類を片付ける場所
1)「乾太くん」を洗面所に設置する場合
一般的に「乾太くん」 は洗濯機のある洗面所に設置することが多いと思います。私が洗面所に「乾太くん」を設置する家を設計するなら、必ず「乾太くん」と洗濯機の横に作業台を設けます。作業台は洗面台の上のカウンターでも良いですし、収納家具でもOK。洗濯物を置いたり畳んだりできるスペースがあるだけで洗濯物の片付けがしやすくなるからです。
「都会の小さな森の家」は「乾太くん」は設置していませんが、洗面所に「ホシ姫サマ」という電動の室内干しユニットを設けています。この洗面台のカウンターを広くしたことにとても喜ばれました。
干すとき、洗濯物が乾いた時にこの作業スペースが便利なのです。
もちろんお化粧などの時も使えます。この台の上に化粧品や歯ブラシなどを置かずに済むような収納をきちんと設けておく必要があります。
2)「乾太くん」を家事室に設置
最近は家事室を作りたい、という要望が増え、洗濯のための家事室が望まれるようになりました。実際に洗濯ができ、室内干しができ、アイロンがけや洗濯物を畳めるスペースをつくるととても喜ばれます。
そのような家事室に「乾太くん」を置くととても便利です。
3)「乾太くん」を屋外やインナーテラスに設置
「乾太くん」は条件を満たせば屋外にも設置できます。
室内と屋外の中間的な「インナーテラス」に「乾太くん」を設けるのも良いと思います。インナーテラスのある家では「乾太くん」ではなく室内干し用の物干しユニット、ホシ姫サマを設けていますが、このような室内干しと「乾太くん」を併用するとその時の状況に合わせて洗濯物を干せて良いと思います。
4)ウォークインクローゼットと近接
洗濯物で一番大変なのは「片付け」だと私は思っています。洗濯物を畳んでくれて片付けてくれる家電ができたらすぐに買いたいくらい!!笑
なので、「乾太くん」とウォークインクローゼット(又はファミリークローゼット)が近接してたらとても家事ラクになると思います。もちろん「乾太くん」の横には作業台があると便利です。
洗面所に「乾太くん」を設けた場合は洗面所にファミリークローゼットを設置、家事室に「乾太くん」を設けた場合は家事室にしっかり衣類を収納できるようにしておくと便利だと思います。
私のイチオシ!は、やはり「乾太くん」と衣類収納を近接させることです。家事をできるだけ楽にしたいワーキングマザーには、ファミリークローゼットが「乾太くん」の近くにある間取りをオススメします。
乾太くん、どのタイプを選べば良い?
乾太くんには乾燥容量別に、スタンダードタイプの8kg、5kg、3kgタイプ。デラックスタイプの6kg、9kgタイプがあります。(※2024年現在:修正加筆しました)
乾太くんスタンダードタイプ
スタンダードタイプは扉に窓(丸くて中が見える窓)があります。乾燥の様子が見たい場合はスタンダードタイプがオススメです。
乾太くんデラックスタイプ
デラックスタイプは扉部分に糸くずフィルターがあります。ユーザーのお客さまによると、フィルターのお手入れの回数が多いのでデラックスタイプの方が便利だそうです。
大容量8kg乾燥可能なのはスタンダードタイプのみ
大容量の8kgがあるのはスタンダードタイプのみ。8kgと5kgのサイズは奥行のみの差なので、たくさんの洗濯物を一気に乾燥させたい人は8kgがとても便利です。子育て家庭はすぐに洗濯物が8kgくらいになりますものね。洗濯機で洗った洗濯物を全て乾燥できるなんてすごいです。
希望容量によって選ぶ機種は変わると思いますが、8kgが最優先条件でなければ、5kgのデラックスタイプをオススメします。フィルターのお手入れが楽な方が「乾太くん」を活用できると思うからです。
※2024年現在、デラックスタイプが6kg、9kgに変わりました。これで容量は少ないけれどデラックスを選ぶべきかどうか悩む必要はなくなりましたね。また、デザインも窓有りですっきりしたデザインに変わっています。
コストが許せばデラックスタイプを選ぶことをお勧めします(2024.5.17加筆)
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乾太くんを置くために必要なスペース
新築住宅やフルリノベーションのときは「乾太くん」を設けるスペースを考慮して住宅設計しますが、今ある家に「乾太くん」を設置したいときは、設置可能か確認する必要があります。
必要な設置寸法
上45mm以上(デラックスタイプ上30mm)
横45mm以上(デラックスタイプ横30mm)
前、後0mm以上
上300mm
右100mm
左250mm
前600mm
後45mm
以上が「乾太くん」を設置するために必要なスペースです。
このメンテナンスのための距離というのは、メンテナンスの時に取り外しをすればそのスペースが無くてもOKとリンナイの方から教えて頂きました。
ガス製品なので、メンテナンスはプロの方に任せるべきなので、最低限、防火上の離隔距離を確保すれば大丈夫だそうです。もちろん取り外しができないほど狭いスペースでは良くないですが、取り外せるようであればスペースを減らしてすっきり納めてもOKとのことです。
後ろに窓があってもOK
「乾太くん」設置のためには排湿のためのダクト工事が必要ですが、ダクトを設けることが可能であれば後ろに窓があっても大丈夫です。
引違窓であれば窓に排湿用のパネルを設けることも可能です。
ただし「乾太くん」を設置してしまうと窓が減って洗面所の明かり取りや換気ができなくなるので注意が必要です。
乾太くんの設置台
「乾太くん」には専用設置台があります。一番簡単に設置できるのは専用設置台を利用することですが、洗面所をスッキリと機能的に使うには造作家具を作るのがオススメです。
乾太くん専用台
重さや振動にも耐えられる専用設置台なので安心ですし、造作台に比べて安価に取り付けられます。
洗濯機の上に置く専用台の方が平面上のスペースは取りませんが、少し位置が高くなります。
設置場所があれば低い位置に設けられる専用台を使っても良いと思います。
乾太くん設置用の造作台、家具
造作で作る場合は、振動や重さに耐えられるよう、強度上安心できる棚をつくります。
新築住宅の場合は棚を壁に埋め込んで強度を出しますし、リフォームの場合はしっかり脚となる部分を設けます。
リンナイさんのホームページでは棚受金物を使っている事例(※下部写真)を紹介していますが、工務店さんからは振動でビスが緩むと良くないとアドバイス頂き、私の設計では必ず棚の下に脚(もしくは側板、壁)を設けています。
「乾太くん」の設置寸法の方が洗濯機より大きいことが多いので、造作台にして棚の下にフックをつけたり洗剤を置く台を設けると便利です。
専用架台より費用はかかりますがデザイン的にもすっきりするので、空間を有効利用したいときは造作の台をつくることをオススメします。
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乾太くんを設置計画するときの注意点
ここまで 「乾太くん」のメリットを多く紹介してきましたが、設置をする上で気を付けた方が良い点を紹介します。
洗面所に置く場合、スペースを使うので窓が確保しにくい
洗面所に「乾太くん」を設置すると、壁面を多く使ってしまうので窓を設けにくくなります。新築の場合は「乾太くん」を設置することを想定して洗面所に窓を設ける計画する方が良いですね。
洗濯機の上に設けた場合、洗剤などを置くスペースがなくなる
洗濯機の上に「乾太くん」を設けてしまうと上部に洗剤を置く場所が無くなります。
写真は乾太くん用造作台を製作したリフォーム事例です。「乾太くん」造作台にハンガーパイプや棚を設けています。内部棚には洗剤を置いています。とても便利だと喜ばれました。
乾太くん設置高さに注意
洗濯機によってはフタをあけると高さがあるものも。HITACHIのビートウォッシュは設置寸法が高め。上扉が折れるタイプではないからです。
その上に「乾太くん」を設けると高さがあるので、身長が低い方は少し取り出しにくいかもしれません。扉に窓のあるスタンダードタイプは「乾太くん」の内部奥にフィルターがありますが、「デラックスタイプ」の「乾太くん」はフィルターが扉にあるので、洗濯機上に設置した時、乾燥機の高さが気になる方にオススメです。
洗濯機の上では出し入れしにくい、という場合は低い設置台を使う方法もあります。
専用設置台もあるのですが、下に衣類など収納できると便利だと思うので、その場合は造作で収納を作ると良いと思います。
※2024年現在、操作パネルが上部についた、デラックスタイプ上部操作パネル仕様の乾太くんがあります。設置位置を低くするときはこちらを選ぶ方が良いですね!(2024.5.17追記)
乾太くんを設置するための費用と工事について
「乾太くん」を設置するときは、ガス工事が必要ですので必ず設置工事費が必要になります。業者選びが心配な場合は、ガス会社(関西なら大阪ガス、関東なら東京ガスなど)のガスショップにまず見積もりを出してもらうと良いと思います。
本体だけでネットで購入することも可能なのですが、本体を安く購入できたとしても施工費が割高になることは間違いないので、施工もしてくれる業者さんから購入したほうが安心できます。
最近はネットで設備機器を購入して業者に取付けをしてもらう人も増えていますが、機器が故障した時には全て自分の責任で修理をする必要があります。
故障が本体にあったのか、取付業者にあったのかは分かりにくいので、どちらも責任を取れなくなるからです。そのため施主支給の設備機器を取付するのを嫌がる業者も少なくありません。
みゆう設計室の場合は、それも踏まえて施主支給したいのかどうかを必ず確認し、理解して頂いた上で採用しています。本体を安く購入する分、その点は自分で責任を持たないといけないということですね。
費用について
施工費は工事を行う業者と、ガス工事の内容、「乾太くん」の設置以外に予定している工事の内容によっても変わるので一概には言えませんが、過去の事例から見るとリンナイ公式で書かれている希望小売価格程度の金額で「本体+工事費」となることが多いようです。乾太くんだけの設置であるともう少し工事費はかかるでしょう。
現在ではデラックスタイプの6.0kgの「乾太くん」希望小売価格が206,690円(税込)なので、新築やリノベーションでの取り付けのあ場合はそれくらいの金額が目安なのではないでしょうか。
もちろん建物によって配管工事や付属品、壁補修などが増えることもあります。
新築工事やフルリノベーションの場合は他のガス機器と合わせて「ガス工事費」となるため、割安になることもあるでしょうし、「乾太くん」の取付だけを希望する場合は施工費などが割高になります。
まず、お近くのガスショップで一度見積してもらうことをオススメします。乾太くん設置以外のリフォームをするならリフォーム会社の見積と比較できますので!また、リースもあるようなので、合わせて検討してみるのも良いでしょう。
将来的に乾太くんを取り付けようと思ったら
新築時などに、今は予算の都合上入れられないけれど、将来的に乾太くんを取り付けられるようにしておきたい、という相談もよくあります。
その場合、下記の点を事前に考えておきましょう。
- 洗剤や洗濯関連の道具の収納場所の確保
- 窓配置計画(乾太くんがあってもなくても有効な窓)
- ガスコック
間取り相談の際にも、もし「乾太くん」を入れる予定があれば新築時に設置するか、将来的に設置できるように窓や収納の計画をして、ガスコックを用意することを勧めています。
乾太くんの設置方法
室内に設置するときは壁に穴をあけ、排湿筒を設けます。あまり壁に穴をあけたくないな・・・と言われたお客さまもいましたが、エアコンのダクトと同じくらいの穴なので、木造住宅の場合はきちんと施工すれば特に支障はありません。
引違窓が後ろにあれば、窓パネルセットを使って排湿ホースを設置することも可能です。
ガスコックはコンセントと合わせて「乾太くん」の背面に設けるので設置すると見えなくなります。施工に関しては専門の業者さんにお任せしましょう。
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乾太くんが設置できない事例
「乾太くん」を設けたい、という相談もよくありますが、「乾太くん」設置をすること自体が難しい家もあります。
- マンション
- 賃貸住宅
- ガス栓を引き込めない
まず、マンションの場合ですが分譲マンション、賃貸マンションに関わらず壁に穴をあけることができないことが多いので屋内設置は難しいでしょう。
どうしても設置したいときは屋外設置になると思いますが、条件を満たす家は限られていると思います。特にガス栓の設置が難しいですね。ガス給湯器からガス栓を増設することも可能だそうですが、マンションの場合はガス給湯器の設置場所が共用廊下のことが多いので設置条件をクリアするのが難しいと思われます。
分譲マンションであっても、設置できるかどうかはマンションの管理会社に確認してみてください。
賃貸住宅の場合も、マンションだと設置が難しいと思いますが、戸建住宅の場合は家主さんと相談すれば可能なこともあります。
あとはオール電化の住宅や、ガス管の関係でガス栓や電源を引き込めない場合は不可能です。
- 浴室の中など湿気の多い場所
- ひさしのようなものがなく、直接、雨や水などがかかる場所
- 給気がとれない場所
- 屋内で排湿筒が設置できない場所
- 直接、屋外へ排湿できない場所
「乾太くん」は屋外にも設置できる!
設置条件は屋内よりも厳しくはなりますが「乾太くん」は屋外にも設置可能です。室内に設置する方が故障が少ないと思うのですが、どうしても室内に設置できない場合は屋外に設置するという方法もあるでしょう。本体保護カバーもあります。
- ガスを引くことが可能
- 電源が必要
- 屋根がある(軒下)
「乾太くん」は扉内にも設置できる!
「乾太くん」の使用中は扉をあけることが条件にはなりますが、ランドリー収納として扉内にすっきりとおさめることも可能だそうです。
まとめ~乾太くんはワーキングマザーに特にオススメ!
ここまで熱を込めて「乾太くん」をオススメするのは、ワーキングマザーのお客さまから「ぜひ、みなさんにも紹介してあげて!!」という声を頂いたからです。
大阪ガスさんも、ユーザーからの口コミで「乾太くん」は売り上げが伸びていると言われていました。前面に押している商品ではないのにもかかわらず売れているのには、使っている人の評価が高いからなのではないかと思います。
- 乾燥する時間が読めるので家事の時間を気にするワーキングマザーに最適
- ほこりが室内に発生しないので室内環境が良くなる
- 「乾太くん」をベースに家事室をつくるととても便利
「乾太くん」はただ設置するだけより、効率よく使える間取りにするほうがずっと家事ラクになります。この記事で紹介しているポイントや工夫を活かして、乾太くんのある家事ラクな家を作ってくださいね!