「ナチュラルモダンな家」はキッチンを中心にリビング、ダイニング、ファミリーデスク、裏手に回ってパントリーと回遊できる間取りです。
パントリーの収納家具は竣工後３年たった2018年に制作しました。
他の造作家具とデザイン統一したパントリーの収納家具
新築時にパントリー収納家具もデザインしていたのですが、当時お手持ちの家具があり、新しい家で生活をしてから造作家具を設けるか否か検討する、というお考えでしたので保留していました。
３年後、生活をしている中でどんな収納を設けたいか見えてきたとのこと。
そのタイミングでご依頼頂き、暮らしに合わせたパントリー家具を設けました。
カウンター上にはオーブンレンジ、カウンター下にはスライドトレーを設けホームベーカリーと炊飯器を置けるように設定しています。
カウンターの上に余裕があるので、作業や配膳もでき、バーミックスなどの補助的な調理家電が使いやすくなりました。
たっぷり容量の吊戸棚と浅いOPEN収納棚
上部の吊戸棚には毎日は使わないお鍋・ワイングラスなどと、ストック品を。
その下の浅いOPEN棚には、オーブンレンジ上にオーブン用のトレイ。
また、飲み終わった牛乳パックを乾かす場所が欲しい、ということで一部を水切り棚に。
縦に置いて乾かすと場所を取るので、横に並べて乾かしておけます。
浅いOPEN棚には水筒やバーミックスなども置いています。
細長いものは意外と収納に困ります。
頻繁に使うものでありますが、パントリーならリビングからも丸見えではないので浅いOPEN棚はいろんな活用方法がありとても便利です。
ワインラックとしても使用できるパントリー収納家具
人の出入りが少ないパントリー奥に、ワインラックを設けています。
IKEAのワインラックの金物を使い、オリジナル家具にジャストフィットさせています。
下部はOPEN収納を多めにして、ストック野菜や飲物のストック、古新聞などそのときのライフスタイルに合わせて収納することを想定。
無印良品のワイヤーかご、IKEAのSKUBBボックスやRISATORPバスケットなど、市販の収納を入れるのにちょうどよいOPEN棚サイズにしてあります。
ファミリーデスクと隣り合うパントリー
パントリーはファミリーデスクと隣り合っています。
暮らしのバックヤードをさりげなく隠しながらもリビングダイニングの一部となっているパントリー。
ファミリーデスクまわりの収納と合わせて、よく使うものをしっかり収納できる定位置があるので、回遊できて一体の空間であってもすっきりとしたリビングダイニングキッチンになっています。
他の造作家具とデザイン統一したパントリーの収納家具
パントリー自体はクローズされた空間ではないので、他の造作家具とデザイン統一させて空間になじませています。
実際はキッチン背面収納やファミリーデスクとは3年のブランクがあって製作したパントリー収納。
素材や色合いを統一しているので、全くと言っていいほどそのブランクを感じさせません。
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