「ナチュラルモダンな家」のリビングに設けたテレビ台兼収納家具は見た目以上に機能的。
とてもシンプルに見える壁面収納ですが、ただのテレビ台ではありません。
アイロン掛けができるカウンターや、テーブルとしても使えるワゴン収納、ルンバの定位置やおもちゃを収納できるワゴンなど。このリビングで必要なものをすっきりと収納できる壁面収納です。
リビング収納家具に設けた便利なワゴン
ワゴンが子ども用座卓に変身
カウンターの右端にはワゴンが収納できます。このワゴンはとても優れもので、たくさんのお客さまが来られた時、またはお子さんの友だちが来られた時に、子ども用の座卓として使えます。
ワゴンの上部にある天板は普段は外してカウンターの下に差し込めるようになっていて、座卓として使う時に天板をふたつのワゴンの上にのせます。すると数人で囲んでおやつなどを食べられるローテーブルになります。
リビング収納が座卓のカウンターとなり、アイロンがけができる
右端のワゴンを動かすと、そのスペースは座卓のカウンターとなります。アイロンがけもリビングでしたい、というご要望でこの形になりました。小さなお子さん用のお絵かきデスクにもなります。
ワゴン収納は子どもでも片付けやすい
中央の大き目ワゴンはフラットなアイロン台が収納できるサイズに設定しています。大き目のワゴンにはお昼寝布団やおむつなど軽めのものを入れるのに適しています。小さめのワゴンも普段は天板が無いので、おもちゃ収納に最適。使う場所に動かせるので、おもちゃで遊ぶとき、片付ける時に近くにワゴンを近寄せられます。
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テレビ台を兼ねたリビング収納の下にルンバ定位置
テレビの下にはブルーレイなどの機器が収納できるスペースがありますが、その下に隠れているのがルンバの定位置です。ルンバ置き場も扉で隠れるので、使わないときは扉で隠せばすっきり片付きます。
白木目と濃茶木目のツートンカラーのリビング収納
このリビング収納は下部のカウンターやワゴンを濃茶に、上部の吊り戸は白のツートンカラーにしました。シナの塗装仕上げの造作家具です。
このデザインバランスはリビングダイニングに設けた他の造作家具と同じです。製作した時期は異なりますが、色合わせをしているので室内に統一感があります。
造作家具だからこそ可能な収納づくりです
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複数の居場所があるリビングダイニング
大人用の本と子ども用の本を置き分ける
もともとお子さんはテレビ台の横の本棚から本を取り出してキッチンやダイニング付近で本を読んでいたそうです。
そこで、お子さん用の本をキッチンカウンター下部の収納に移動しました。ソファの前に図鑑などを置けるようになったので、本のゾーン(キッチンカウンター側)、おもちゃのゾーン(リビング収納側)に分けられました。
元の本棚に置いていた大人用の本はテレビ台兼リビング収納の吊戸に。CDプレイヤー置場は小さいお子さんには届かず、小学生のお子さんは手が届く高さにしています。
おもちゃがすっきり片付くようになりLDKに複数の居場所がある
本を読むときはソファやダイニング、おもちゃで遊ぶときはリビング収納前、というように複数の居場所で家族がそれぞれ居心地よく過ごせるようになりました。
また、ワゴンを使うとお子さんでも簡単におもちゃが片づけられるので、リビングがいつもすっきりするようになりました。
テレビ前の床はお子さんの居場所。ソファの後ろにあるダイニングベンチは家族の居場所。ソファやファミリーデスクもありますし、いろんな居場所があります。
それらが全てキッチンから見渡せる場所にあるので、お子さんも安心して過ごせる家になりました。
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