「心が華やぐ家」のテーブル配置はインテリア相談の時に見直ししました。
インテリア相談の前には大きなダイニングテーブルを家族がうまく使えていない様子でした。ほんの少しの変化で、心地よい居場所が生まれるのです。
椅子を置き換えただけで心地よさがうまれる
現在は3人家族のお住まいで、テーブルを購入した当時はお友だちや親せきがきたときのために6人掛けの大きなダイニングテーブルを選んだそうです。
せっかく大きなダイニングテーブルを置いているのにも関わらず、実際にこの椅子に腰かける家族がほとんどいないことを悩まれていました。
それだけでなく、どうしてもコーナーに本や書類を重ねてしまう習慣があったそうです。
家のとても心地よい空間に置かれているテーブルで、大きなテーブルなのでスペースをとっていました。
そこで、このダイニングテーブルを心地よい場にするために、椅子の置き方を変えました。
3つの椅子が横並びだったのを2つに減らし、1つはテーブルの短手に移動させています。
そうすることでそれぞれの椅子の間隔が広くなります。
お子さんが大人になると、からだも大きくなるので座る椅子の距離が近いと居心地が悪く感じられます。
大人3人ですごすテーブルで3脚の椅子が横並びになっていると、どこに座ったら良いか分からなくなります。
そこで隣り合う椅子の距離を設け、逆に短手に設けた椅子とは斜めの関係ができます。
この置き換えをすることで、どの椅子にも心地よく座れるようになります。
椅子を置き換えただけでその当日にご家族がダイニングテーブルの椅子に腰かけたそうです。心地良い距離感が生まれた、ということですね。
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