「昭和ガラスの家」にはリビングと隣り合う本の間があります。
とてもたくさんの本をお持ちで、今まで本の収納に困られていました。中央のデスクスペースを囲んで、全ての本を一目で見られる本棚の空間を設けました。
上段は浅い本、下段は大きな本が入る本棚
本の間の本棚は圧迫感を感じないように上段は文庫などが入る浅い棚、下段は図鑑や絵本やファイルボックスなどが入る深い棚にしています。リビングと本の間は小窓でつながり、明るさや空気の流れを確保し、リビングの気配を感じられる空間になっています。
たくさんの本をリビングと別の場所に収納できるので、リラックス空間が本でごちゃごちゃすることがなくなります。
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本の間の中央にデスクスペース
本の間の中央にはデスクスペースがあります。
お子さんのお便り、諸々の書類の管理が苦手だと言われていた建築主。そのため1か所に集中して書類を保管できる空間を明確にしました。
リビングと本の間のあいだの小窓、廊下と本の間のあいだの小窓などから書類を受け取り、デスクの上吊戸棚や横のファイルボックススペースに収納するという空間の使い方を一緒に考えてつくりました。
パソコンを使用する場所になるので、インターネットの接続もこの空間でできるようにしてあります。
廊下からとリビングから、回遊できる本の間
本の間は廊下とリビングから入れて回遊できる空間です。
本の間のデスクスペースの正面は小窓があり、その小窓の廊下側にはお手持ちの家具が置かれています。
家具がジャストフィットにおさまるスペースを確保し、その上部に古い家で使っていたガラスを使った小窓、上部に吊戸棚を設けています。
玄関に入ってからリビングに入るまでのルートに収納があるととても便利です。
「昭和ガラスの家」のような家をつくるには
「昭和ガラスの家」の他の部屋について