HANSHIN女性応援プロジェクト「Cheerfull*Cafe(チアフルカフェ)」で掲載していた住まいコラムを集めました!
家を新築、もしくはリフォームするならできるだけ家事を楽にできる家にしたいですよね。
今回は、みゆう設計室で設計やご相談をしてきた家づくりのご要望で、特に人気があった「家事ラクな空間」を3つご紹介します。
室内干しができる家事室
花粉症の方や、共働き家庭で人気なのが洗濯物の室内干しスペース。
家の中で一番日当たりの良いリビングや和室で洗濯物を室内干しする人が多いと思いますが、ホコリは落ちますし、リビングなど家族が過ごす場所に洗濯物があるとリラックスできないですよね。
そこで、洗面所に室内干しスペースを設けたい!洗濯のための家事室が欲しい!という要望が増えています。
室内干し空間に除湿器を設置すれば衣類も乾きやすいですし、洗濯物を畳む作業台があると「干す」「乾かす」「畳む」「仕分けする」という作業がその場でできるのでとても家事が楽になります。
家を建てる時にオススメなのは電動で昇降するタイプの室内物干しユニット「ホシ姫サマ(パナソニック)」。洗面所で室内干しをするときも、干す作業が終わったら天井近くまで物干し竿をあげておけば邪魔になりません。
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洗面所近くのファミリークローゼット
室内干しだけでなく衣類乾燥機や浴室乾燥機を使うケースも増えています。そのような家では、洗面所近くに家族全員の日常着を収納できるファミリークローゼットがあると衣類の片付けまで楽になります。
衣類乾燥機を使う家の場合は、乾燥機の近くに乾いた衣類をハンガーにかけるためのハンガーパイプを設置したり、タオルや下着類を畳んだりできるとより家事ラクになりますよ!
また、ファミリークローゼットは、日常着やその季節に着用する服のみを収納するタイプと、家の全ての衣類を収納しておく2つのタイプがあります。その時期に頻繁に着る服のみにすると服を取り出すのがとても楽になりますが、全ての衣類をまとめたファミリークローゼットにすると衣替えが楽になります。
ファミリークローゼットのために確保できるスペースと、自分たちに適した収納方法から判断してどちらのタイプにするか選ぶと良いでしょう。
片付けやすいパントリー
食品のストックや家電、分別ごみなどを置ける、部屋タイプのパントリーを望む人も増えています。食品ストックだけであれば扉の中に収納できるパントリーでも良いのですが、部屋タイプのパントリーはストックしているものが一目で見られるのが一番のメリットです。
収納するものに合わせて棚の奥行を考えるのも大事です。一目で収納しているものを見られるようにするためには棚の奥行を20~30cmにしておくと良いでしょう。
冷蔵庫とは別に冷凍庫をパントリーに置きたいという要望も増えているので、その場合は奥行が深いパントリーを作る必要があります。
事前に何を収納したいか考えておくことが大事ですね。
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家事ラクな家を作るには
みゆう設計室では設計を始める前に家事の仕方についてヒアリングします。洗濯物をバルコニーに干したいのか、衣類乾燥機を使いたいのか、主にどのような方法で家事をするかによって家事が楽になる間取りは変わります。
家事がしやすい家にしておくと家事分担やお手伝いもしやすくなるので、さらに家事負担が軽減しますよ!
家事ラクな家を作りたい、という方はぜひみゆう設計室にお声掛けくださいね。
2021.12.01
HANSHIN女性応援WEB Cheer*full Cafe(チアフルカフェ)2021年12月掲載