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洗面所に収納をたっぷり設けたい、洗濯もできるだけ楽にして家族それぞれが片付けできるようにしたい、という要望からデザインした「アイランド型洗面所」。洗濯機置き場を洗面所の中央に設けたことで、洗面所の壁を利用してたっぷり収納を設けられました。
洗濯物を洗って、乾かして（干して）、畳んで、仕分けして、片付ける。この洗面所と隣に設けたファミリークローゼットで一連の洗濯が完結する家事ラクなお住まいを紹介します。
洗濯に関わる一連の作業の流れをヒアリングして設計した間取り
森を望む家の洗面所周りの計画をする際に、2点の要望がありました。
- 基本的には乾燥機と部屋干しで対応するので、洗濯してすぐに干せるスペースが欲しい
- 洗濯物を干したらすぐに収納できるような、家族で共有するウォークインクローゼットが欲しい
洗濯機を置く場所はどこにする？
洗濯機を置く場所は「浴室の隣の洗面所」が一般的ですが、必ずしも洗面所に置く必要はありません。家事の中でも毎日しないといけない洗濯ですから、できるだけ家事負担少なく、楽しく家事ができるような場所に洗濯機置き場を設けたら良いのです。
- 洗濯をする時間帯
- 洗濯物を干す場所との関係
- 洗濯の干し方と家族との関係
「森を望む家」では収納をたくさん作りたい、洗濯作業を楽にしたい、片付けもすぐできるようにしたい、というお客さまのアイディアで、洗濯機を洗面所の中央に置き、その上を作業棚とする方法をとりました。
洗面所の壁際ではなく中央の作業台下に設けた洗濯機置き場
国産のドラム式洗濯機は高さがあるのですが、お手持ちのものはそれほど高くなかったのでそれにあわせて計画しました。
作業台のまわりの立ち上がり壁で給水、配線などが可能なように対応しています。中央に洗濯機が来たので、壁際に鏡扉のある収納を大きく設け、窓際に物干しスペースを確保できました。
洗濯機の乾燥機能を使わないときは洗濯物干しワイヤー「pid 4M」を使って室内干しができるようにしてあります。この洗面所には蓄熱暖房機を設けていて、壁には扇風機を設置して洗濯物が乾きやすいように工夫しています。
室内物干し pid4M 室内物干しワイヤー
森田アルミ工業
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洗濯作業の中心となる作業台
洗濯物を干すときに作業台の上に置いたり、アイロンをかけたり、洗濯物を畳んだり・・・。このアイランド洗濯機置き場の作業台が洗濯動線の中心にあります。
天板を跳ね上げることで作業スペースが広がるので、たくさんの洗濯物があっても広々と畳む作業ができます。
そしてポイントとしては、この場所からも「森が見える」のです。作業をしていても心地よい。そして楽しい。少しでも家事をする気持ちが楽になるように工夫しています。
洗面所の隣には、家族一人一ブースのファミリークロゼット
仕分けした衣類は、洗面所のすぐ隣にある「ファミリークローゼット」に収納できます。
家族１人１ブースに分かれているので、洗面所で仕分けした衣類をそれぞれのかごに入れ、そのかごをそれぞれのブース前に置いておくそうです。自分の衣類は自分の場所に片付ける仕組みが整っています。
洗面所のすぐ隣にファミリークローゼットがあるので、お風呂に入る前に着替えを取り出すのも楽だし、もちろん洗濯後のお洋服を片付けるのも楽ですね。
成長段階に合わせて、収納方法を変えられるファミリークローゼット
家族それぞれ１ブースあるファミリークローゼットは、その時々で組み替えられるように可動棚の奥行を２種類とし、ハンガーパイプ付きの可動棚も設けました。
お子さんの成長段階に合わせて、収納方法を変えられるようにしてあります。
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テレビ放送、住人十色での紹介
「森を望む家」は住宅関連の人気番組、住人十色で紹介されました。そのときこのアイランド洗濯機が話題になりました。
まとめ：自分仕様の家事ラク洗面所を作るには
「森を望む家」の場合、主に部屋干しと乾燥機利用がメインだったのでこのような洗面所のデザインとなりました。洗面所を一般的なかたちにする必要はなく、その家庭の洗濯の一連の作業の仕方を基本とした間取りにすると家事動線も短くなりますし、たとえ家事の仕方が変わったとしても気持ちよく家事をこなせる空間が作れますよ！
- 洗濯の仕方に合わせて間取りを作ると、家事がとても楽になる
- 洗濯機を置く場所は洗面所に限らない
- 家事をする空間こそ心地よく！家事を楽しくできる家を作ろう。
家事ラクな家が作りたい方はぜひみゆう設計室にお任せください。丁寧にヒアリングして、あなたにとっての暮らしやすい家を設計します。
この記事で紹介したみゆう設計室の設計事例
