都市部の旗竿地の住宅を建て替えた「都会の小さな森の家」
前のお住まいで好きだった「小さなお庭」をさらに楽しめるようにリビングとダイニングから庭が見える間取りにしました。
元の家よりも少しだけコンパクトな建物にして、その分、収納や家事動線を充実させた家をデザインしています。旗竿地で奥まっているからこそお庭が「都会の小さな癒しの森」になる、日々の暮らしがほっとする家になりました。
「都会の小さな森の家」の設計の特徴
庭を眺めるダイニングのリラックス空間
都市部のコンパクトな旗竿地という条件を活かして、小さなお庭をリビングとダイニング両方から楽しめるようにデザインしました。ダイニングには小さなリラックススペース「ヌック」を設けました。
こだわりの色と素材
基本的にはナチュラルな白ベースの素材を選びながらも、部分的にこだわりの素材を使用。キッチンのタイルはおしゃれなグレーのタイルにマットホワイトのブラケット照明を使いました。
お客さまの声
設計の間、暮らし方や片付け方について、たくさんお話して一緒に考えたので、どんな家よりも我が家の収納が使いやすく家事がしやすい家になりました。無駄なことを考えずに家事ができる機能的な家です。
時間に余裕ができて趣味やリラックスに使う時間が増えました。庭を愉しむ時間、朝陽を浴びてヨガをする時間、コーヒーを飲みながら読書をする時間、どれも楽しいです。
特に洗濯関連の家事がとても楽になりました。洗濯機の近くで洗うところから片付けるまですべての動作ができるので家事の時間を短縮することができ、夜のうちに洗濯物をハンガーにかける作業までできるのがとても楽になりました。
設計概要
所在地 | 神戸市 |
工事種別 | 新築 木造住宅 2階建 |
延床面積/建築面積 | 95.24㎡(28.8坪)/52.27㎡(15.8坪) |
設計・監理期間 | 2016.8~2017.8 |
施工 | 株式会社 匠建築工房 |
オーダーキッチン | 神戸スタイルキッチン |
写真撮影 | アサンテ・フォト |
片付けのしやすさ、どこに何を収納するのかというお話をたくさんして家づくりを進めました。収納本やインテリア本を多く読まれていた奥様でしたが、今の家は片付けやすいのでそのような本を読む必要がなくなったそうです。いつ訪れてもすっきりしていて、ご家族も家事分担しやすいとのこと。ガーデニングや庭の景色を楽しむ暮らしもとても素敵ですね。