HANSHIN女性応援プロジェクト「Cheerfull*Cafe(チアフルカフェ)」で掲載していた住まいコラムを集めました!
お子さんの小学校入学や進級を前に住まいを見直している人も多いことでしょう。低学年の小学生の場合、リビングダイニングで宿題をするお子さんが多いようです。自分にとって勉強しやすい場所で学ぶと学習効率が上がると言われていますので、新入学時に子ども部屋に学習机を置くのではなくリビングダイニングに置く人も増えているのではないでしょうか。
今回はリビングダイニングにデスクを置く場合に気をつけたいポイントや、リビング学習できるデスクレイアウトの事例を紹介します。
リビング学習に適したデスクレイアウトのポイント
まずはリビングダイニングに学習用のデスクを置くときのポイントを紹介します。
1)テレビが見えない位置にデスクを設置
2)家族が過ごしているリビングダイニングに背を向ける
3)近くにランドセルや教科書、学用品を置けるようにする
4)コンセントが近くにあるとGood!
デスクの設置場所はお子さんの性格や年齢に合わせて決めると良いのですが、一般的にはテレビの画面や家族の様子が見えると集中できなくなるので、リビングダイニングに背を向ける位置にデスクを設けることを勧めています。
親がキッチンで料理や片付けをしながら小学生の宿題をチェックすることもあるでしょう。私も料理をしながら国語の音読の宿題を聞いていたものです。その場合はキッチンに近い位置にデスクがあると便利です。
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収納のオススメはランドセルワゴン
また、リビングダイニングで宿題をして、それを別の部屋に片付けに行くことは、小学生だけでなく大人でもなかなかできないことだと思います。
家族の気配を感じられて、安心できる場所で勉強できるのがリビング学習の良さなので、学習する場所の近くに簡単に片づけられる収納を用意しましょう。
ランドセルワゴンは教科書や文具をまとめて片付けられますし、将来的に個室で使うことも可能なのでおススメです。
リビング学習用デスクのレイアウト事例~キッチン横のファミリーデスク
次にリビングダイニングにデスクを設けた事例を紹介します。
こちらはキッチンの近くにデスクを設けた事例です。
料理をしている間に宿題をしている様子もみられますし、学用品や書類、また大人が使うノートパソコンの設置場所もあります。キッチンに背を向けた位置にデスクを設けているので、集中して宿題ができますね。コンセントがあるのでスマートフォンの充電や電動鉛筆削りなども置けます。
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リビング学習用デスクのレイアウト事例~リビングの床座のデスク
リビングの壁に向いてデスクカウンターがあるので、テレビやダイニングキッチンを背にして座れる床座のリビングデスク事例です。デスク横に棚やクローゼット収納もあるので教科書やランドセルを置いてもすっきり片付きます。
リビング自体が小上がりでワンステップ上がっているので、掘りごたつのように足だけ下ろせて、椅子のスペースも必要ないのでとてもすっきりしたデスクになりました。
お子さんと一緒にデスク設置位置を考えてみましょう
紹介したリビング学習用のデスクはみゆう設計室が提案してきた実例ですが、どれも子どもだけではなく大人もテレワークや書類作成、管理に使えるデスクです。造作家具でデスクを作るとリビングダイニングがすっきりします。
置き家具でも収納とレイアウトを工夫すれば大丈夫。その場合はお子さんとどこにデスクを置くと勉強したくなるか、一緒に考えてみましょう。チアフルカフェで今まで書いた記事も参考にしてくださいね!
新1年生の子ども空間づくり~学習机やランドセル収納、どうする?
(2017年3月掲載)
新年度に向けて家族みんなで子ども部屋づくりを楽しもう
(2018年2月掲載)
外出を控える今だからこそ!自宅にファミリーワークスペースをつくろう。
(2020年4月掲載)
リビングダイニングがすっきりとして学習もしやすいファミリーデスクのある家を設計してほしい!という方はぜひ、みゆう設計室にお声掛けください。
2021.04.05
HANSHIN女性応援WEB Cheer*full Cafe(チアフルカフェ)2021年4月掲載