キッチンは手を洗うところではない

家で手洗いをする場所 【来客の手洗いについてどう思いますか!?】 みゆう設計室のFacebookページのアンケートでこんな質問をしてみました。 洗面所をデザインする上で必ずお客さまと相談するのが、「来客の手洗い」をどこでするか、という点です。 小さいお子さんがいると、お友だちが家に遊びに来て手を洗ってもらう、ということがよくあるからです。

お客さんに手を洗われるのは嫌!!

ここで質問!! あなたなら(もしくはあなたの家族なら)、 お客さんに手を洗われるのは嫌!!と思うのは、「キッチン」ですか?それとも「洗面所」ですか? 来客の手洗いは洗面所かキッチンか なぜ、この質問をあげたかといいますと、私自身が「洗面所にお客さんを通すことに不快感を感じる」からです。 寝室のようなプライベートな場所に入られる、という感覚があるからでしょう。

キッチンの水栓は来客が入る空間に存在する水栓

小さい子どもがいると、親子共家に遊びに来ることがあります。 小学生以上になると子ども同士で家で遊ぶこともあります。 おそらく子どもがいる家庭は来客が多いのではないかなと思います。 手を洗える水栓は、キッチンと洗面所だけという家は多いと思います。 キッチンで手を洗ってもらうのも嫌だよな、と思います。 それでも今はオープンキッチンのお住まいも多く、来客が入る空間に存在する水栓なのですよね。 だからこそ、聞いてみたかったんです。 「どちらがイヤか、と・・・」 洗面所にお客さんが入る方が嫌だ、という意見の方が比較的多いようですが、結構意見は割れました。 USAGIと呼ばれる水栓

キッチンは手を洗うところではない

「キッチンはNG」派のご意見コメントとして「キッチンは手を洗うところではない」から。 口に入るものを作る場所だから。 うがいもしてほしいので、うがいは洗面所でしてほしいから。 確かにそうですよね。 でも、どちらか、というと私と同じように洗面所に入られることが嫌な方もいます。 このあたりもご家族の感覚的なことでもあります。 でも私が気になる部分ですので、打合せの時にお客さまにお話すると
  • 洗面所と脱衣室を分ける
  • 外部に手洗を別に設ける
「余分なもの」のように思えますが、コスト調整の時にもこの内容が削られることはありません。 実例としてはトイレの前や、玄関横などに洗面所とは別に小さな手洗を別に設けることが多いです。 お子さんの手洗いの習慣にもなりますし、やはり来客時の手洗いがあると便利です。 使い方や頻度によってデザインは変わりますが、このような手洗いが一般的になっても良いのではないかなと思っています。

≪ケース1≫ LDK・シューズクロゼット・階段・トイレの間にある手洗い

シューズクロゼット横の手洗い こちらの手洗いは家族用玄関横にあります。 家のパブリックゾーンである玄関-LDKと、個室中心のプライベートゾーンである2階との中間ゾーンにあるのがトイレとこの手洗い(+家族用玄関)です。 中間ゾーンにあるので日々の生活の中で頻繁に使う手洗いです。 来客時も使用しやすいシンプルな手洗いです。 この家の場合は、トイレ内にも手洗があります。

≪ケース2≫ トイレと洗面所の間にある手洗い

リビングから入る水回りゾーン入り口に手洗い LDKに面してトイレ・洗面所(+浴室)があります。 リビングから丸見えにならないようにしているゾーンに手洗いを。 帰宅時の手洗い、つけ置き洗いなどにも使えます。 洗面所を家族が利用している時に洗面所が取り合いになることがなく、歯磨き・洗顔などにも使うことがあるようです。

≪ケース3≫ 生活の起点位置にある洗面台

回遊する間取りの起点となる洗面台 回遊する間取りの起点となる洗面台です。 シューズクロゼット(家族用玄関+収納)とキッチンパントリーの間にあり、トイレにも近接している手洗いです。 トイレはコンパクトなので手洗いは設けず、大きめのボウルの洗面台でしっかり手洗いができるように。 もちろん帰宅時、来客時の手洗いにも使えます。

このコラムに登場するお住まい

キッチンを囲む家
昭和ガラスの家
都会の小さな森の家