HANSHIN女性応援プロジェクト「Cheerfull*Cafe(チアフルカフェ)」で掲載していた住まいコラムを集めました!
キッチンが使いにくいからリフォームしたい!
もっと家族と一緒に料理ができるキッチンにしたい!
将来的にキッチンリフォームを検討している方、また、これから家づくりをはじめようと思っている方は必見です!
主婦ならではのアドバイスでデザインしたキッチンはお客さまから大絶賛。料理がラクになる、おしゃれなキッチンをつくるためのアイディアを紹介します。
キッチンに不満を感じる理由
あなたはキッチンのどのような点に不満を感じますか?
よく聞かれるものが「作業スペースがない」「家族に手伝ってもらいにくい」など、狭さの問題。
「ものが溢れている」「片づける場所がない」などの収納の問題。
「暗い」「開放感が無い」「夏場暑い」などの環境の問題。
あとは「生活感があること」「おしゃれだと感じない」ことが原因で、キッチンを好きになれない問題。
キッチンの広さを変えることは必ずしもすべてのキッチンでできるわけではありませんが、存在するスペースを無駄なく最大限利用することでこれらの不満を解決することが可能です。
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料理がラクになるキッチン
そもそも料理がラクになるキッチンとはどのようなものなのでしょうか。
1.作業動作が少ない
1つめは「作業動作が少ない」キッチンです。
例えば食器を取り出すときも
食器棚の扉をあける、上にある食器を移動させる、必要な食器を取り出す、上にあった食器を戻す、扉を閉める
という5回の動作の食器棚と比べ、OPENの棚に食器を重ねずに置いてある場合は1回の動作で食器を取り出せます。4回も作業動作が少ないのです。
OPENの棚であるとホコリや油汚れなどでお掃除も必要なため、それも一つの作業動作になります。ただ、扉の開閉の手間と食器の使用頻度を考えて、自分にとって作業がしやすい方法を選びましょう。
食器を取り出すときに何歩歩くか、という歩数が少ないキッチンも、作業動作が少なくてラクに使えるキッチンです。
これは以前のチアフルコラム「家でたべるごはんがとびきり美味しくなるキッチン」でもご紹介しています。
2.作業スペースがある
2つめは「作業スペースがある」キッチン。
物を置いてしまって作業スペースがない、という場合はその「物」を置かずに済む収納計画が必要です。
シンクやコンロが大きすぎて作業スペースが無い事例もありますし、キッチンの奥行が深すぎて使いにくいと言われた方もいます。
自分にとって使いやすい作業スペースが必要ですね。
作業スペースがあると家族みんなで料理をすることも可能になります。
3.使うものを片付ける場所がある
3つめは「使うものを片付ける場所がある」キッチンです。
キッチンで使うものを、使う場所の近くで作業動作少なく片付けられるのがポイントです。
ほとんど使わないキッチン用品をキッチンの一番良い場所の収納に片付けている家はよくあります。
「入れられる収納に入れる」のではなく、使う場所の近くに片付けること。
日常使っているキッチンツールがさっとすぐ取り出せるキッチンになればOKです。
4.掃除しやすい
4つめは「掃除がしやすい」キッチン。
最近のキッチンはお手入れしやすいものが多いのであまり問題ありませんが、揚げ物や炒め物が多い家庭だと壁に向いてコンロがあるキッチンの方が油汚れが室内に広がらなくて良いと思います。
生活感があってもおしゃれだと感じるキッチンをつくるには
キッチンの悩みに「生活感が溢れている」と答える方が増えたのですが、それはオープンキッチンが増えてきたからかもしれません。
ダイニングから生活感ある物が見えますものね。
おしゃれなキッチンツールも増え、それも100円均一のショップで買えるようにもなりましたが、それでも生活感が溢れるというのは
・ふきん類
・ゴミ箱
・ゴム手袋
あたりがそのような要素を持っているのかもしれません。
そのためダイニング側から見えない位置にふきんやまな板、ゴミ箱、ゴム手袋などを置くために「シンク下のOPEN収納」をつくる事例が増えました。
これはとても喜ばれています。
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キッチンリフォームの注意点
キッチンリフォームってとてもワクワクするし楽しいもの。
せっかくのキッチンリフォームだからと機能を盛り込み過ぎないようにするのが注意点のひとつ。
食洗機は大きい方が良い!と思っても、キッチンがあまり広くない場合は食洗器分の収納が減るので、キッチンスペースに合う機能を選ぶことが大事です。
自分のよく使うキッチンツールを使う場所の近くに収納できるか、また家電を使う時に使う場所にコンセントがあるか。
そのような点に注意してリフォームに取り掛かることをオススメします。
素敵なキッチンで料理を楽しみましょう
キッチンがお気に入りの場所になると料理も片付けもきっと楽しくなります。
ガスオーブンを設けたらパンやお菓子を作るのが楽しくなってパン教室に通い始めました、という方も。
お子さんでも使いやすいキッチンにしたら、自分でトーストとおかずを作って食べるようになった家庭もありました。
食べることは楽しいこと。食事を作るのも片付けるのも楽しい場所にしたいですね!
以前のチアフルコラムで「家族と一緒に料理を楽しむキッチンをつくる3つのコツ」というキッチンの作り方もご紹介しています。
こちらもぜひ読んでみてくださいね!
素敵なキッチンにリフォームしたいという方はぜひみゆう設計室にご相談ください。
2019.10.07
HANSHIN女性応援WEB Cheer*full Cafe(チアフルカフェ)2019年10月掲載