快適に暮らせる家を選ぶコツ〜雨の日こそ家探し、土地探しに向いているかも!

わたしサイズの住まいと暮らしづくり~チアフルカフェ

HANSHIN女性応援プロジェクト「Cheerfull*Cafe(チアフルカフェ)」で掲載していた住まいコラムを集めました!

もうすぐ梅雨の季節になりますね。雨が多くなると外出も億劫になりますが、実は雨の日は家探し、土地探しに向いていることはご存知ですか?

雨の日の家探し、土地探しのコツ

長く暮らす家だからこそ、雨の日や寒い日、暑い日など、過ごしにくい天候の日も快適に過ごせる土地、家に出会えたらとてもラッキーです。

今回は雨の日の家探し、土地探しのコツや、雨の日でも心地よく過ごせる家づくりについて紹介します。

雨によるトラブルを事前に回避

雨によるトラブルを事前に回避

雨の日に家探し、土地探しをすると、天気の良い日には分からない「雨によるトラブル」を事前に把握できることが最大のメリットです。

道路や隣地からの水の浸入や、敷地の水はけの良し悪しは天気の良い日には分かりにくいですよね。周辺の道も雨の日には歩きにくかったり、車の音がうるさく感じたりすることもあります。

マンション等集合住宅でも共用廊下が雨の日でも通りやすいか、バルコニーに雨がどれくらい入り込むか、雨どいや水はけの問題は無いか、事前に確認しておくと安心できます。

土地を探すとき、意外と小さい川や、川とは思わなかった場所で洪水浸水が起きることもあるので、ハザードマップのチェックも大事です。

雨の日に家探しなんて大変なのでは!?

雨の日に家探しをするのは大変

ただでさえ雨の日に屋外に出るのは億劫なのに、わざわざ雨の日に家探しをするのは大変ですよね。また、見学予定の日に雨が降るとも限りません。

もし気に入った物件、土地がある時には、雨の日に物件近くまで散歩に行ったり、最後に決め手が欲しい時に雨の日チェックをしたりすると良いでしょう。そういう意味で雨の日が多い梅雨時は家探し、土地探しには向いていると思います。

雨の日に暮らしやすい家~明るさが確保できる

雨の日でも暮らしやすく、快適に過ごせる家の作り方

次に、雨の日でも暮らしやすく、快適に過ごせる家の作り方について紹介します。

雨の日は日中も日が差し込まないので、室内がどんより暗くなることもあります。
天気の悪い日でもある程度自然光を取り込める家であれば良いのですが、大きな窓があっても隣地との距離が近いと部屋の明るさが足りないことも。

少しこの場所は光が足りなそうだな・・・と思う土地の場合は、どんよりした雨の日を想定し、安定した明るさが得られる北側に窓や天窓を設けるのも良いでしょう。

雨の日に暮らしやすい家~ジメジメとしにくい家

ジメジメとしにくい家

雨の日は室内もジメジメするので、漆喰などの調湿性のある壁材や、無垢の床材など足触りの良い素材を使うのも良いと思います。

また、雨音が気になることも。交通量の多い道路が近くにある場合は、雨の日に特にうるさく感じることもあるので、静かに過ごしたい部屋を道路側に寄せないのもひとつの方法です。

雨の日こそ心癒される家で暮らしたい

雨の日こそ心癒される家で暮らしたい

雨の日はどんよりとするので、気持ちが沈んでしまうこともあるでしょう。そんな日こそ、家で過ごして心癒されるような暮らしがしたいですよね。
だからこそ、梅雨時は家探し、土地探しのチャンスです。

雨の日も心地よく暮らせる家を作りたい!という方はぜひみゆう設計室にお声掛けくださいね。

2023.06.01
HANSHIN女性応援WEB Cheer*full Cafe(チアフルカフェ)2023年6月掲載

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