「インナーテラスのある家」の書斎空間は、寝室に入る通路に設けています。
家族をとても大切にされているご主人の空間を、家の中心であり、家族の気配を感じる場所に設けたいなと思ってご提案しました。
フロア全体が一体空間になる間取り
書斎は引き戸を開けると子ども部屋・フリースペース、寝室と一体空間になります。
ご主人はとても家族を大切にされる方で、残業などでお子さんと触れ合う時間が減ることを気にしている様子でした。
家族と関わる時間、家族と過ごす時間をご主人の生活スタイルで考えてみた時に、単独で孤立した書斎を設けるのではなく、家族との距離感を感じない場所に設ける方が良いのかなと感じました。
この寝室は書斎からのアプローチ以外に、廊下→ウォークインクロゼット→寝室というアクセスも可能です。
もしお仕事や作業のために一人になりたいときも、扉をクローズしたままで作業ができます。
また、リビング空間との間に小窓も設けていますので、リビングで家族が過ごしている様子も感じられます。
こんな空間も、この書斎を使うご主人の性格と家族との関わり方から生まれてくるものです。
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デスク周りの工夫
デスクのPCデスクトップを置くスペースは奥行が深くなっています。
上段にプリンターを設置できるのでデスク使用時にとてもすっきりします。機器を置くスペースには小窓を設けていてPC本体や周辺機器が熱くなりそうな時期に窓を開けられるようにしてあります。
本棚はOPEN棚に
書斎デスクの背面には可動棚の本棚を設けています。ボックスも多く使用しています。
大人では取りにくい下部にはお子さんの本を置かれています。寝室や子供室からも近いので、お子さんも本を取りやすいですね。
「インナーテラスのある家」のような家を建てるには
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