IKEAキッチンをチェック!おしゃれで個性的なキッチンMETODと収納

IKEAキッチンをチェック!おしゃれで個性的なキッチンMETODと収納

先日、IKEAの新しいキッチン「METOD(メトード )をIKEAショールーム(神戸)に見に行ってきました。IKEAキッチンを使いたいというお客さまも多いので、どのような収納があるのか、デザインなのかチェックしてみました。

IKEAのキッチンや収納は勉強になる点がとても多いです。引き出しの浅さ、奥行の深さ、程良くオープン収納を使っているところ。ウォール収納の扱いもたくさんあるので、今あるキッチンを使いやすくするのにも役立つツールがたくさんありますよ。

奥行の深いアイランドキッチン

炊飯器スペースがあるアイランドキッチン
炊飯器スペースがあるアイランドキッチン

今回印象に残ったのはこの奥行の深いアイランドキッチンです。一般キャビネットの奥行が60cmのようなので、1.2メートル近い奥行のアイランドキッチンです。日本のメーカーのアイランドキッチンだと1メートル前後なのでかなり奥行が深いですね。アイランドキッチンの下に炊飯器スペースを設けている展示が印象に残りました。ダイニング側から見えないのでこれはいい!

IKEAのアイランドキッチンがあるⅡ型のキッチン

奥行の深いアイランドのキッチン
奥行の深いアイランドのキッチン

こちらのキッチンはアイランド側に小さいシンクとIH調理器、背面にシンクがあるキッチンの組み合わせでした。

日本ではキッチンはI型、L型というイメージが強いですが、このアイランドがあるⅡ型のキッチンスタイルはとても使いやすいと思います。アイランドで作業をする反対側(リビングダイニング側)をカウンター状にして座れるものが多いですが、IKEAの場合は反対側(リビングダイニング側)もしっかり奥行きのある収納で提案しているのが面白いですね。

みゆう設計室のアイランドがあるⅡ型のキッチン事例

みゆう設計室の「フレンチナチュラルスタイルの家」のキッチンは奥行の深いアイランドと背面キッチンの構成のオリジナルキッチンです。(IKEAキッチンではなく、オーダーキッチンです)。お料理が好き、家族で料理がしたい、お友だちと料理したりパーティしたりしたい、という方にオススメです。
日本のLDKでは狭くて無理、と思われるかもしれませんが、中途半端にダイニングスペースを設けるよりも良いケースもあります。

白いシンクのみアイランドのⅡ型のキッチン
「フレンチナチュラルスタイルの家」のキッチン

引き出しや扉が無いOPENフレームが魅力的

OPENフレームが可能なIKEAキッチン
OPENフレームが可能なIKEAキッチン

IKEAのMETODにはOPENフレームがあります。日本のシステムキッチンでは収納とOPENフレームを組み合わせるのは難しいです。

キッチンはお掃除大変だから全て扉や引き出しを設けた方が良い、という方も多いかもしれません。でもお鍋や大きな器は扉や引き出しが無い方が出し入れしやすいですし、見せておいてもカッコイイ、というメリットがあります。

先ほどと同じキッチンを別の角度から見てみました。背面のキッチンにも下部にOPEN棚があります。

壁にぶら下げて収納する「キッチンウォール収納」がおしゃれで家事ラク

IKEA壁のキッチンハンガー収納
IKEA壁のキッチンハンガー収納

リビングダイニングを向いて料理ができるキッチンが今では主流になっていますが、その理由は家族の様子がキッチンから見えて「孤立しない」からですね。

でも、家事を楽にしたい人に見直されているのが「壁を向いたキッチン」です。壁に向いたキッチンならキッチンツールを壁に下げたり飾ったりできますね。

IKEAは安価でシンプル、おしゃれに見えるウォール収納がたくさんあります。オープン棚や壁付けのハンガーパイプにキッチンツールを引っかけているがおしゃれですし片付けが楽ですね。キッチンツールの間に観葉植物があるのもおしゃれですね。ハーブなどが植えられていても楽しそう!

ウォール収納のステンレス素材と合わせた、ステンレスの扉面材とカウンターの木が素敵なキッチンです。

幅広で浅いカトラリー用引き出しと照明

幅が広くて浅いIKEAキッチンの引き出し
幅が広くて浅いIKEAキッチンの引き出し

幅が広くて浅い引き出しがありました。幅800mmだと思います。このIKEAのトレイをフル活用できる浅くて幅広の引出し。これは便利です。この浅い引き出しは収納するモノを上下に重ねずに済むので、一目で見えて定位置を作りやすい収納です。日本のキッチンだと一番浅い引き出しでもこの倍くらいの深さがあります。

引出しの奥に照明が組み込まれているのもなるほどと思いました。全体に照明が暗めなショールームので、引き出しの中がよく見えます。必要な場所に必要な照明を設ける空間演出ですね。

IKEAのキッチン引き出し内の竹製キッチントレイ

カトラリーたっぷりのIKEAキッチン収納
カトラリーたっぷりのIKEAキッチン収納

別の引出しを見ましたら、包丁刺し、カトラリー入れ。竹製でおしゃれで、すっきりたっぷり。これは奥行が50cmあるので日本のシステムキッチンでは入らないことも多いのが残念です。

フィンランドの宿のキッチンとツールの収納

フィンランド滞在中に見たキッチンの食器
フィンランド滞在中に見たキッチンの食器

フィンランドを旅した時にステイした宿のキッチンを思い出しました。同じ種類のカトラリー、お皿、カップ・グラスをたっぷり収納しています。

女性らしく清潔感のある陶器のシンクと木のカウンター

陶器のシンクと木のカウンターのIKEAキッチン
陶器のシンクと木のカウンターのIKEAキッチン

IKEAのキッチンの魅力と言えば、集成材のカウンターと陶器のシンク、だと思います。女性らしくておしゃれなシンクですね。清潔感もあります。木製のカウンターは扱いにくいとは思いますが北欧ではよく使われています。私は扱う自信がありません・・・。

この2つに分かれているシンク、昔はこういうスタイルが流行って食器用・食品用と分けるケースも多かったようですが、今はあまり見なくなりましたね。
やはり大きなお鍋やお皿を洗うのには・・・ひとつの大きいシンクの方が使いやすいと思います。

陶器のシンクを使用した事例

アンティーク感のあるキッチン
カフェスタイルの家のキッチン

陶器のシンク+木製カウンターの組み合わせはだいぶ前になりますが、カフェスタイルの家で使用しました。

とても自由な発想のフィンランドのキッチン

フィンランドのキッチン
フィンランドのキッチン

フィンランドでは木のカウンターのキッチンはよく見られます。日本は湿度が高く木の扱いが少し難しいかもしれませんが、もしかしたら西洋のキッチンはそれほど神経質にならずに使っているのかもしれません。

宿泊した宿で皆が使えるキッチンも印象的でした。だって、窓に合わせてカウンターを低くするくらい、自由なのだもの。特別機能的なキッチンではないけれど、そのシンプルさがとても良いキッチンでした。

ロフトの下にキッチンがある!?

ロフトの下にIKEAキッチン
ロフトの下にIKEAキッチン

IKEAのショールームに、ロフトの下に設けたキッチンの展示がありました。
さらに上部のロフト、すのこです!!IHだから大丈夫ということなのでしょうけどね。ちょっとどきどきします。

ヘルシンキのアパートメントのロフト下キッチン

ヘルシンキで宿泊したアパートメントホテル
ヘルシンキで宿泊したアパートメントホテル

実はフィンランド、ヘルシンキで宿泊したアパートメントホテルも同じスタイルでした。ここのキッチンはコンパクトだけど洗濯機まで置いてあり、カウンターもあるのでとても便利でしたね。

シンク上の吊戸棚は洗った後の食器を置けるカゴ状に。他のアパートメントホテルも同じスタイルでした。そして、このロフト(笑)私は上で寝ましたけど、キッチンの上に寝る場所!?と驚きでした。

シンクに引掛けるIKEAのパンチングトレイ(水切り)はとても便利

IKEAキッチンMETODのパンチングトレイ
IKEAキッチンMETODのパンチングトレイ

IKEAのシンクにパンチングトレイの水切りがあります。

お野菜をあらって水切りもできて、水切り台より私は好きです。麺類の湯切りや野菜を洗うときシンクの底に置きたくない、という方は結構多いのです。そんなときにこのようなパンチングトレイが便利ですね。

パンチングトレイを製作したキッチンの事例

シンクに合わせてパンチングトレイを制作
オーダーで製作したパンチングトレイ

以前、「コラベルがある暮らし」ではパンチングトレイを制作しました。シンクにジャストフィットなので余分なパーツもなく清潔に維持できます。ゴムや脚の部分があるとどうしても洗いにくいですからね。

IKEAのキッチンを導入するには

IKEAキッチンMETOD

魅力満載のIKEAキッチンですが、導入する前にメリットデメリットを考えてみましょう。

IKEAキッチンのメリットは?

一番はデザインが魅力的なことだと思います。日本のシステムキッチンよりもインテリアに馴染むものが多く、北欧らしいシンプルでスタイリッシュなデザインが多いです。価格が安いという人もいますが、私はトータルで考えると必ずしも安いとは思わないです。

IKEAキッチンのメリット
  • デザインが良い
  • 収納の工夫が日本のシステムキッチンにはない
  • 日本のシステムキッチンより自由度は高い

IKEAキッチンのデメリットは?

しかし、IKEAのキッチンは日本のシステムキッチンやオーダーキッチンとは仕組みも精度も異なります。扱える工務店さんがだいぶ増えてはいますが、購入パーツを選び、購入し、現場搬入・施工をするので手間もかかります。本体の価格は安く見えても、実際の購入手間や施工手間を考えると日本のシステムキッチンの方が楽に購入できるのではないかと思います。

IKEAのキッチンのデメリット
  • どの工務店、リフォーム会社でも扱えるわけではない
  • パーツの組み合わせなどを自分たちで選んでいくのが大変
  • 日本のシステムキッチンほどの精度の高さが無い
  • 購入手間や施工手間がかかる
  • コンパクトなキッチンだと合わせにくいこともある

IKEAキッチンを導入するには

これだけIKEAのキッチンが大好きですが、IKEAキッチン本体はまだみゆう設計室で導入したことはありません。ある程度オリジナルのキッチンができるのですが、サイズが合わない、あと少し微妙に異なる・・・ということで最終的にオーダーキッチンを選ぶことが多いのです。

それでもやはりIKEAのキッチンが素敵!自分たちの暮らしには合う!という場合は私はオススメします。その際には自分たちが依頼する予定の工務店、ハウスメーカー等で取り扱いしてもらえるか確認しましょう。もし業者さんが決まっていないようであれば、IKEAのキッチン正規取扱店を利用すればよいと思います。

まとめ:IKEAのキッチンの良さを理解して選ぼう!

IKEAの包丁差しが入る奥行で引き出し寸法を設定
IKEAの収納トレイが縦方向にぴったり入る奥行のキッチン収納

IKEAのキッチンはとても素敵なものなので、利用した方には喜んでもらいたいなと思います。安く買える!と思ってIKEAのキッチンを選ぶのではなく、IKEAのキッチンのメリットデメリットも含めて大好きだから選ぶのなら問題ありません。自分の暮らしのスタイルに合えばよいのです!

まとめ
  • 安いから選ぶのではなく、IKEAキッチンのメリットデメリットを理解して選びましょう。
  • IKEAキッチンのデザインが大好きな人にはオススメ。
  • パーツを自分たちで選んで決める作業が手間だと感じる人には不向き。
  • キッチン本体をIKEAキッチンにしなくても、IKEAのキッチン収納パーツはとても使いやすいものが多いのでオススメ。
みゆう建築士
みゆう建築士

IKEAのショールームは「暮らし」のスタイルが見えやすいので、お客さまと一緒にショールームを見て暮らしのイメージを持ってもらうためにも役立てています。収納用のツールもたくさんあるのでぜひ、IKEAショールームに行ってみてくださいね。みゆう設計室でもよくIKEAのキッチン収納パーツを利用しています。

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